ドコモのスマートフォン向けISP『spモード』は9月1日に開始

NTTドコモは、同社のスマートフォン向けISP『spモード』を9月1日の午前9時から開始すると発表しました。『spモード』は、スマートフォンユーザーが従来の『iモード』と同じメールアドレス（@docomo.ne.jp）を使えるメールサービスと、インターネット接続、コンテンツ決済サービスを提供するISP。月額使用料は315円ですが、2010年12月31日までに新規契約すると、契約日から当月末までの日数プラス5か月間、無料でサービスを提供する『スマートプライスキャンペーン』を9月1日から開始します。

『spモード』で利用できるサービスは、インターネット接続、メールサービス、コンテンツ決済サービスの3種類。オプションでメールウイルスチェック、アクセス制限サービスを無料で提供します。申し込み窓口は、全国のドコモショップ、量販店、一般販売店、ドコモ インフォメーションセンター、ドコモ・スマートフォン・ケア。

対応端末は、『Xperia SO-01B』『LYNX SH-01B』『dynapocket T-01B』『T-01A』『SC-01B』の5機種。『FOMA新料金プラン』または『FOMA旧料金プラン』に契約していることが条件となります。『メール使いホーダイ』に対応し、『FOMAユビキタス』『FOMAデータ通信プラン』『FOMA位置情報』は対象外。

メールサービスは、『spモードメールアプリ』をダウンロードすることで利用可能。『iモード』で利用できる絵文字、『デコメール』、メールの自動受信に対応します。Flashの再生が必要な『デコアニメ』には非対応。アプリは『Xperia SO-01B』『LYNX SH-01B』『dynapocket T-01B』が『ドコモマーケット』経由、『T-01A』『SC-01B』がドコモサイト経由でダウンロードし、利用にはAndroidスマートフォンはGoogleアカウント、Windows PhoneはWindows Live IDがそれぞれ必要です。

コンテンツ決済サービスは、スマートフォン向けコンテンツの購入代金を、毎月の利用限度額1万円を上限に携帯電話料金と一緒に支払いできるサービス。4ケタのパスワードによる本人確認で簡単に利用できるほか、その月の利用金額などの利用履歴を確認できます。

オプションのメールウイルスチェックサービスは、メールの送受信時にドコモのサーバーでチェックを行い、ウイルスを検知した場合に駆除するもの。アクセス制限サービスは、出会い系サイトなど有害サイトへのアクセスを制限する『spモードフィルタ』、個別にアクセス可能なサイトやカテゴリーを設定できる『spモードフィルタカスタマイズ』から構成されます。

従来、スマートフォンユーザーは『mopera U』のネット接続サービスに加入し、『iモード』メールを利用する場合には別途パソコンやスマートフォンからメールを送受信するサービス『iモード.net』への加入が必要でした。『spモード』の提供により、『mopera U』と『iモード.net』のサービスを1本化して受けられることになります。

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