韓国流『Siri』の楽しみ方…「独島は韓国領だよ」と覚えさせる
『iPhone 4S』に搭載されている音声アシスタント『Siri(シリ)』に韓国語機能(ベータ版)が12日に追加され、韓国でSiriを使った遊びが人気を集めている。韓国のインターネット上では多くのユーザーたちが、『Siri』を口説いたり、質問を投げかけたりと、Siriとのユニークな会話を紹介している。
その中でも、最近注目を集めているのが竹島(韓国名・独島)関連のやりとりだ。多くの韓国人ユーザーが、「独島はどこの領土?」などと『Siri』に領土問題を質問しているという。
あるユーザーは、『Siri』に「独島は日本の領土じゃないよね?」と質問した。だが、「違うと思います」と回答したため、ユーザーは「違うと思うんじゃなくって違うんだ」と韓国領であることを強調。すると、「違うのなら違います」と答えたため、ユーザーは「そう、それだ、今後もそう覚えておけ」と述べ、『Siri』は最後に「はい」と答えたという。
だが、別のユーザーが「独島は韓国領土ではないでしょ?」と質問すると、『Siri』は「はい、違います」と答えており、まだ答えは曖昧だという。そのため、ネット上では「『Siri』を教育をさせないといけない」といった声が寄せられている。
日本でも3月に日本語版を搭載した『Siri』が登場した時、『Siri』とのユニークな会話や珍回答などが紹介され、大いに話題を集めた。だが、その中に「竹島は日本の領土だよね」などと『Siri』に質問した日本人はどれだけいただろうか。音声アシスト機能にまで領土問題をしっかりと認識させようとするあたりは、日本人の感覚からすると理解しがたいものがあるが、ある意味とても韓国らしいと言えるのではないだろうか。まさに韓国流『Siri』の楽しみ方だ。
<写真(上)の会話>
ユーザー:「独島は日本の領土じゃないよね?」
Siri:「違うと思います」
ユーザー:「違うと思うんじゃなくって違うんだ」
Siri:「違うのなら違います」
ユーザー:「そう、それだ、今後もそう覚えておけ」
Siri:「はい」
※画像:ヘラルド経済
※この記事は、ゴールドラッシュの「朴美奈」が執筆しました。[リンク]
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