レディー・ガガ、【アカデミー賞】でのブラッドリー・クーパーとの“濃密”パフォーマンスを語る「騙されたでしょ!」
レディー・ガガとブラッドリー・クーパーが【第91回アカデミー賞】で披露した、「シャロウ~『アリー/スター誕生』愛のうた」のデュエットがあまりにも真に迫っていたため、二人が実際に恋人同士なのではないかとの憶測がネットを賑わせていたが、2019年2月27日に米トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演したガガがその噂を一蹴した。
司会のキンメルが、「自分も含めて多くの人が、あれを家で観ながら、“あの二人はどうなってるんだ?”と思ってしまった。大きな論争に発展したよね、君とブラッドリーがあまりにも深く通じ合っているようだったから、瞬時に……これは褒め言葉なんだろうけれど、“あの二人は愛し合っているに違いない”ってみんな言い始めた」と話題を振ると、ガガは呆れた表情で事情を説明した。
「まず最初に、SNSは率直に言ってネットのトイレで、ポップ・カルチャーへの悪影響は計り知れない」と彼女は前置きした上で、「そうね、みんなにはあれが愛に見えたわけだけれど、それはね、私たちがそう見せたかったからなの!“シャロウ”はラブソングで、あの映画、“アリー/スター誕生”はラブストーリーなの!」と述べ、惹かれあっているように見えたのはすべてクーパーの演出と練習のたまものであったことを強調した。
そして彼女は、自身のコンサートではすべて思い通りにしたい性格だが、映画の監督がクーパーで劇中の「シャロウ」の演出も彼が担当した以上、【アカデミー賞】のステージ演出も彼に委ねるべきだと自制し、指示に従ったと明かしている。「どうやるべきか、彼には見えていたのがわかった」と言う彼女は、冒頭でピアノがセッティングされて二人が歩いて舞台に上がるところや、紹介がなかったこと、カメラワークや照明まですべてがクーパーの計算のもとに行われたと語っている。
特に照明に関してクーパーがステージだけでなく観客席も照らしたいと言い出した時に、ガガが頼りにしている照明監督に相談して監督のイメージ通りの琥珀色を実現したそうだ。「すごく練習した。一週間ずっとあのパフォーマンスの練習をしていた」と彼女は明かしている。
「パフォーマンスという観点からは、私たち二人にとって終始つながりが感じられることがとても重要だった」とガガは語り、以前一緒にツアーしていた時は92歳のトニー・ベネットに3年間ずっと抱きついていたわけだし、とジョークを飛ばしていた。
「ラブソングを歌っている時は、人々に(愛を)感じてほしいのよ」と彼女は述べ、「私はアーティストだから。私たちがいい仕事をしたってことね。騙されたでしょ!」と笑っていた。
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