女性の夢と現実のギャップは予想以上!?『プロポーズに関する意識調査』

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婚活ブームはまだ続いているようですが、無事にゴールインを決めるにはプロポーズというイベントが待っています。いったい、世の中の女性はどんなプロポーズを望んでいるのでしょうか? これからの人には今後の参考に、またすでに結婚した人には食卓の話題(?)になりそうな調査結果が発表されています。

7月7日の七夕を前に、『ぐるなびウェディング』を運営するジョイジョイは、『プロポーズに関する意識調査』を実施しました。調査期間は6月25日~6月30日。20歳~29歳の女性ぐるなび会員を対象として、767人から回答を得ました。その結果によると、「指輪が欲しい」と答えた女性が3人中2人いるにもかかわらず、実際に指輪をもらった女性は6人中1人にとどまるなど、女性たちの夢と現実の間には大きなギャップがあることが明らかになっています(調査結果の図表を見る)。

今回の調査では、すでにプロポーズを受けた経験がある人が488人、プロポーズ未経験の人が279人が回答しています。質問は、プロポーズ経験者と未経験者にそれぞれに行われ、未経験者の思い描くプロポーズと経験者が体験した現実のプロポーズを浮き彫りにしています。

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まず、経験者に対して「プロポーズ前に意思確認はありましたか?」と質問したところ、「事前に意思確認があった(26.4%)」「なんとなくあった(55.7%)」「事前に意思確認はなく一発勝負(17.8%)」と、80%以上の男性が女性に意思確認。いきなりのプロポーズに動揺する、なんてドラマは意外と少ないものなんですね。

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プロポーズのシチュエーションについて、未経験者に「どのような状況でプロポーズされたいと思いますか?」、経験者に「どのような状況でプロポーズされましたか?」と質問すると、いずれも「二人きりのとき」が1位となりました。しかし、未経験者の48.7%が「キレイな景色を見ながら」を選んだのに対して、実際に経験した人は10.9%だけ。女性の多くが夢見るプロポーズのシチュエーションは、なかなか実現されていないようです。

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さて、「プロポーズされる時にプレゼントは欲しいと思いますか」という質問に対しては、未経験者の64.5%が「指輪がほしい」と答えていますが、経験者のうち指輪をもらった人は16.2%だけ。さらには74.8%の人が「プレゼントはなかった」と回答しています。「婚約指輪は給料の○か月分」なんて話は、過ぎ去った時代の伝説になりつつあるようです。

「あなたがプロポーズされたいと思う夢のシチュエーションを具体的にお答えください」という質問には、「ドラマみたいに、高級レストランで食事しているときにさりげなく指輪を出されると感動しそう(20代)」「キレイな夜景を見ながら花束と指輪を渡してプロポーズしてほしい(30代)」「付き合い始めた記念日に夜景のきれいな場所で言われたい(30代)」と、スイーツ(笑)系の回答が並んでいます。

一方で「今までに引いてしまったプロポーズを具体的にお答えください」という質問には「実体験ではありませんが、ワイングラスやケーキに指輪を忍ばせるサプライズは完全に引きそう。100年の恋も冷めるかも(30代)」「渋谷交差点のモニターに、個人スポンサーで『○○ちゃん結婚しよう』を見たときは、他人事ながら凍った(30代)」「遠距離とはいえ、電話で『結婚してください』って言われました……(30代)」など、いきすぎた演出もNGなら、電話やメールで気軽に言われるのもNGということのようです。

というわけで、プロポーズにおける女性の夢や理想というものは、とことん打ち砕かれている感が否めない結果ですが、プレゼントがなくても幸せなプロポーズになることだってありますし、まずは結婚したいという気持ちが大切なのではないでしょうか。 とはいえ、ふだんは現実主義に見えても時と場合によってはスイーツ(笑)を求める女性は決して少なくありません。くれぐれも女ゴコロの取り扱いにはご用心を!
 
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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