パンクス会社員★フーヨンのハードコアジャーニー 第9回「Jonathan Richman」の巻
パンク・ハードコア系の音楽マニアながら、現在は企業戦士として、ときには海外へ出張するなど日々忙しく働くパンクス会社員★フーヨン。
自らの体験を綴るハードコア・旅日記「パンクス会社員★フーヨンのハードコアジャーニー」第9回。今回は、日本でも人気の高いJonathan Richman(ジョナサン・リッチマン)のライヴに突撃!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
Modern loversでお馴染み、Jonathan Richmanが、おらが街にやってくる。
前回のMike Wattのときと同じ、アイオワ州にあるライヴハウス兼バー「Gabe’s」でJonathan Richmanがソロ名義でライヴすることをキャッチしまして、行ってまいりました。2013年3月のことです。
会場に着くと、40歳オーバーとおぼしきお客さんがメインで少々寂しい集客でしたが、トミーラーキンス(名前がバスドラムに日本語で書いてありました)をドラムにデュオ・スタイルでライヴ開始。
華美な装飾もなく、普段着のままギターを弾き、ギター・ボディを叩いてリズムをとり、ギターをクルクル回して軽快なサウンドを放ちます。昔の曲しか知らないのですが、当時の雰囲気と大きく変わらない印象の曲を演奏していたので、初めて聴く曲もすんなり入ってきました。
ご本人はマサチューセッツ州の出身のようですが、顔立ちからしてスパニッシュ系なのかしら? 曲にもなんとなくそんな雰囲気が感じられました。私は「Ice cream man」という曲が好きなので、期待していたのですが残念ながら演奏せず、アンコールもなし。ついでに物販もゼロ。あいや~。なんだか流しのシンガーのようで、その潔さにシビれました。
2018年現在で御年67歳、今年ニューアルバムをリリースして来年アメリカでツアーをするようです。いつまでもお元気で。
Jonathan Richman編 終わり
文&写真:パンクス会社員★フーヨン
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。