[クレソンのサラダ]定番確定!クレソンが主役の簡単レシピ
通年で出回っているクレソンですが、旬は3~6月。肉料理の付け合わせなどのイメージがありますが、やわらかい葉や茎はサラダにして食べると主役級のおいしさ。独特の香りや、さわやかな辛さといった、クレソンの魅力を生で味わうことのできる、和風とイタリアンのサラダレシピを紹介します。
おいしいクレソンを選ぶポイント
生食で味わうには、新鮮なクレソンを選ぶことが重要です。見分けるポイントを知っておきましょう。
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下ごしらえのコツ
クレソンを調理するときは、包丁を使わず手で行うとあくを抑えることができます。
●あくを抜く
調理前に、水に15~20分ほど水につけておきます。あくが抜け、苦みもほど良く抜けるので穏やかな味わいに。水から上げた後は、水気をしっかり切っておきましょう。
●部位ごとに分ける
食べやすくなるように、手で先端、茎、葉に分けます。
1. 先端と茎を分ける
葉が密集している部分のすぐ下を折ります。
2. 茎の枝葉を摘む
写真のように、枝分かれして伸びている枝葉を摘みます。指先に少し力を入れるのがコツです。
クレソンのサラダレシピ
生で食べれば、クレソンの香りや風味を味わえます。一般的なクレソンよりも、茎が細くてさらにやわらかい、サラダ用クレソンもあります。
クレソンと豆腐のサラダ和風仕立て
ピリリとしたクレソンの辛みを楽しめます。
材料(4人分)
クレソン(先端部と枝葉):1束分
絹ごし豆腐:1丁
トマト:1/2個
[和風だれ]
だし:大さじ1
醤油:大さじ1
酢:大さじ1
塩:小さじ1/4
【作り方】
クレソンの葉を適当な大きさに摘んでおく。トマトは種を取り、粗いみじん切りにする。
和風だれの調味料を合わせる。
豆腐を食べやすい大きさに切って器にのせ、トマトをトッピングして、クレソンを盛りつける。
食べる前に、和風だれを回しかける。
クレソンのホットガーリックサラダ
熱々のホットドレッシングでいただくイタリアンサラダです。
材料(4人分)
クレソン:1束
ニンニク:1片
サラダ油:大さじ4
トマト(湯むきしたもの):1/2個
[ドレッシング]
タマネギ:1/2個の外側5枚分
酢:大さじ4
オリーブオイル:大さじ4
塩:適量
【作り方】
ニンニクはスライスにする。タマネギは粗くみじん切りにして塩もみしておく。
フライパンにサラダ油とニンニクを入れ、香りが出るまでじっくりと揚げる。
クレソンの葉を摘み、茎を食べやすい大きさに手で折る。トマトはさいの目に切る。
3を器に盛り、2のニンニクを散らす。
フライパンにオリーブオイル、軽く水分を絞ったタマネギ、酢を入れて加熱し、ドレッシングを作る。熱々のうちに、4に回しかける。
最後に
付け合わせで見ることが多いクレソンも、サラダにすれば存在感は十分。旬の味を楽しみましょう。
[クレソン]サラダやかき揚げにも!おいしい食べ方と栄養素
肉料理の付け合わせによく使われる野菜。わさびの仲間で特有の辛みとほろ苦さがあります。原産地のヨーロッパでは古くから薬用に利用するなど、健康効果が期待できる野菜とされてきました。
最終更新:2018.08.01
文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
参考文献:
『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)
『内田悟のやさい塾 春夏』内田悟著(メディアファクトリー)
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