横並びで自走しながら付いてくるキャリーケース「Ovis」で旅が身軽に!

カメラやセンサーで周囲の環境を認識しながらユーザーの後を付いてくるガジェットは、さほど珍しいものではなくなりつつある。ドローンがその最たるものかもしれないが、最近ではこの機能を搭載したスーツケースも出てきた。

今回紹介する「Ovis」もそうしたスマートスーツケースで、目玉は人の後方ではなく横並びで自走しながら付いてくるというところだ。

・最高スピードは時速10キロ

後方に位置すると、きちんと付いてきているか確認するのに毎回振り向かなければならないが、横だと常に視野内なので安心だ。

もちろん、Ovisはコンピュータービジョンやセンサーで障害物を回避する賢さをもつ。エスカレーターに乗るときなどは、ハンドルに手をあてればオートモードからマニュアルモードに一瞬で切り替えられる。

最高スピードは時速10キロ、フル充電で20キロほど走行できるとのこと。

・USBポートでスマホ充電も

そのほかにも便利機能をたくさん搭載しているのもOvisの売りだ。例えば、Ovisはバッテリーを搭載しているが、Ovisに付いているUSBポートにケーブルをつないでスマホの充電ができる。

また、スーツケースの重量をアプリで確認することも。これは、飛行機に搭乗するときに便利な機能だろう。ロックはTSA認証なので預ける場合も安心だ。

加えて、ユーザーとOvisが一定の距離以上離れたらアラームが作動するようにすることもでき、これにより紛失を予防することができる。

Ovisの容量は34リットル。機内に持ち込めるキャリーサイズで、スムースな旅を演出するのに一役買ってくれそう。現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで資金調達中で、今なら319ドル(約3万5000円)の出資で入手できる。出資はあと1カ月ほど受け付ける。

Ovis/Indiegogo

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