世界で6000台だけの限定モデル『ライカD-LUX 4サファリ』

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ライカカメラは、『ライカD-LUX 4』の限定モデル『ライカD-LUX 4サファリ』を、9月に発売します。販売数は全世界6000台のみ。2009年初めに発売した『ライカ8.2サファリ』と同様の、オリーブグリーンを基調としたアウトドアタイプのデザイン。専用の布製キャリングケースもおしゃれです。

カメラ本体は、オリーブグリーンのアルマイト仕上げ。耐摩耗性が非常に高く、傷などから本体を保護し、長年にわたる使用にも耐えます。ボディは『ライカ D-LUX 4』と同じく高品質の素材を使用したメタル製で、細部までていねいに作りこまれています。

機能はこれまでの『ライカ D-LUX 4』と同一で、レンズには大口径の『ライカDCバリオ・ズミクロンf2.0-2.8/5.1-12.8mm』を搭載。最広角側で24mmという画角の広さで幅広いシーンを独創的な描写でとらえることができます。レンズがきわめて明るいため、光が乏しい状況や浅い被写体深度を活かす場合にも、自由な画づくりを楽しめます。光学手ブレ補正も内蔵しているため、撮影が難しい状況下でもブレをしっかり抑えてくれます。マクロ撮影は1cmまでの接写が可能です。

撮影素子は、1/1.63型、有効画素数1010万画素のCCCD撮影素子を採用。クリアな細部描写と正確な階調表現が可能です。液晶モニターは、46.0万画素・広視野角で画像をきわめて鮮明に表示し撮影時や再生時に確実にフレーミングを行えます。外観は、ライカらしいコンパクトでシンプルなデザインを受け継ぎ、人間工学に基づいた操作部レイアウトと直感的な操作性というコンセプトにより、撮影に集中できる使用感を実現しています。

専用のキャリングケースも、本体に合わせたアウトドアデザイン。耐摩耗性と防水性にすぐれた素材を使用し、カメラ本体だけでなく、ハンドグリップ、外付けファインダー、フラッシュユニットなどのアクセサリーも収納できる大きめサイズです。中には、ナイロン製のレインカバーも収納されています。『ライカ D-LUX 4』用ケースのクラシカルなレザーもすてきでしたが、サファリ仕様のケースはアクセサリーも入る小さめのカメラバッグとして、ふだんの持ち歩きに便利そうです。

値段はまだ発表されていませんが、『ライカ D-LUX 4』が実売価格で9万円台後半~10万円前後。少々覚悟のいるお値段ですが、特に今回の『サファリ』は限定6000台ということもありますので後ほどプレミアが付きそうな予感です(このニュースの元記事はこちら)。
 
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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