新世代“マイクロ一眼”世界最小・最軽量『オリンパス・ペン E-P1』

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オリンパスは、マイクロフォーサーズ規格に準拠した、世界最小・最軽量のレンズ交換式デジタルカメラ『オリンパス・ペン E-P1』および関連アクセサリーを7月3日から発売します。シンプルでクラシカルなデザインに込められた機能と操作感は、かつての『オリンパス・ペン』のように“カメラを持つ喜び”を感じさせてくれそうです。価格はオープン(すべての写真を見る)。

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『オリンパス・ペン E-P1』は、ミラーレス構造による小型軽量ボディーを実現した“マイクロ一眼”カメラです。製品名称の『オリンパス・ペン』は、1959年に発売されて世界的な人気を誇ったハーフサイズ一眼レフから。当時は“ハーフサイズ”、そして今回は“マイクロフォーサーズシステム規格”という小型で手軽に撮影を楽しめるカメラで、多くの人にカメラと写真の楽しさを味わって欲しいという思いをこめて名づけられました。

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マイクロフォーサーズシステム規格を採用し、カメラ内部はミラーボックスを必要としないミラーレス構造。これにより、一眼レフカメラの持つ特質を損なうことなく大幅な小型化を実現しました。金属外装による高い質感と凝縮感は、『オリンパス・ペン』の持っていたスマートさや華やかで機能的なイメージを受け継いでいます。

デジタル一眼レフ初心者にも使いやすいように、ライブビュー画面を見ながら直感的な操作で設定変更ができる『ライブコントロール』機能を新たに採用。すべての操作ボタン・ダイヤルに対応したアイコンをライブビュー画面に表示して、メインダイヤルとサブダイヤルのみで流れるような操作感を実現しました。画面から目を離さないで操作することができ、また設定変更は画面上にリアルタイムで反映されるので、撮影時には写真の“絵づくり”に集中できます。

オートフォーカス(AF)方式には、『ハイスピードメジャーAF』を採用。レンズを駆動させながら撮像センサー上のコントラスト値を検出して、そのピーク位置にレンズを動かすことでピントを合わせます。これにより、コンパクトデジタルカメラと同様の使いやすさで、一眼レフの高画質写真を撮影できる操作感を実現しています。

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交換レンズには、広角パンケーキレンズ『M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8』4万9875円と、標準ズームレンズ『M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6(シルバー/ブラック)』3万6750円(いずれも税込み)が発売されます。いずれもマイクロフォーサーズシステム規格に準拠。『オリンパス・ペン E-P1』と同時発売です。

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アクセサリー類も『オリンパス・ペン』らしいデザインのものが充実しています。なかでも目を引いたのは、『本革ボディージャケット』『本革ショルダーストラップ』のコーディネート。このほか、光学ビューファインダー『VF-1』やエレクトロニックフラッシュ『FL-14』など、撮影をサポートするアクセサリーも多数用意されています。

コンパクトデジタルカメラと同じくらい小さくて、一眼レフと同じくらい高画質な撮影が楽しむことができる『オリンパス・ペン E-P1』の登場で、新たな一眼レフの時代の幕開けになりそうです。
 
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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