ピックアップ天国を象徴する、デトロイトモーターショー2018
▲2018年1月14日から28日にかけて、アメリカのミシガン州デトロイトのコボセンターで開催されていた、デトロイトモーターショーの模様をお届けする。今回は地元、アメリカ勢が発表した注目のモデルを紹介
ピックアップ天国、アメリカの面目躍如
ここのところ、コンパクトカーなど、あまりアメリカンブランドらしくないモデルの発表が相次いでいた。ここデトロイトでは、いずれのブランドも新型ピックアップトラックの発表を目玉に掲げてきた。
ただ、先代ラムトラックデビューのときのプレスカンファレンスでは、会場前の道路を封鎖して、数百頭の牛とともに車両が行進するという度肝を抜く演出があったが、今回はいずれのブランドも粛々と発表していたのは残念だった。
▲デトロイトモーターショーのプレスデーが始まる前の1月13日にワールドデビューしたのが、シボレーのシルバラードピックアップ。気筒休止機構を採用した6.2L V8と、新たな5.3L V8の他、新開発の3L直6ディーゼルターボも設定された
▲シボレー タホに追加された、RSTエディション。LTをベースとしてプレミアムモデルで、搭載される6.2L V8は420psを発生。サスペンションの減衰力が可変するマグネティック ライド コントロールも採用されている。内装トリムなどもより上質な素材が用いられる
▲初代のデビューから50周年を祝って、ミニカーブランド、HOT WHEELが設定したミニカーを原寸で再現したのが、このカマロ HOT WHEELエディションだ。20インチアルミや記念バッジなど特別装備が採用され、2018年春に発売予定
▲キャデラックブースの中心にあるターンテーブルに展示されていた、キャデラック CTS-Vグレイシアメタリックエディション。キャデラック115年の歴史にちなんだ115台限定のモデルで、アメリカ国内のみでの販売となる
▲名優、スティーブ・マックイーンが主役を務めた60年代アクション映画『ブリット』に出てきた深緑のマスタングをほうふつとさせる、マスタングブリット。映画に出てきたマスタングと揃って展示されるという憎い演出がアメリカ風
▲フォードのミドルサイズピックアップ、レンジャーが事前予告どおりに壇上に登場。北米市場での登場は久しぶりとなる。搭載されるエンジンは2.3L直4ターボのエコブースト。組み合わされるミッションは10速ATとなる
▲フォードブースに、シャコタンのF-150ラリアットスーパークルーを発見。LAあたりの人が重低音を効かせて乗っていそうなモデルだった。足回りにはビルシュタインのショックが組み込まれている
▲フィアット・クライスラー・オートモビルズのフルサイズピックアップトラック、RAM1500がデトロイトでデビュー。歴代モデルを踏襲するような迫力のあるマスクだが、車体の軽量化やマイルドハイブリッドの採用などトピックも多い
▲ハコスカ、ケンメリを連想させる、オーバーフェンダーを装着した、ダッジ チャレンジャーSRTヘルキャットワイドボディ。元々ワイドだった車幅は、従来型比+約9cmに拡大。タイヤはピレリPゼロの305/35ZR20が組み合わされる
▲2017年末に開催されたLAオートショーで、デビューしたジープの新型ラングラーに、MOPARパーツを取り付けた、ラングラー MOPARモディファイモデル。17インチサテンカーボンオフロードホイールや、サテンブラック塗装のグリルなどが備えられるtext&photo/マガジンX編集部
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