傷口のバクテリアを可視化する医療デバイス「MolecuLight i:X」がすごい
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それができれば、もっと早い対処につながる。そうした発想で開発されたのが、「MolecuLight i:X」だ。紫色光を傷口に当てることでバクテリアを可視化するというもので、より適切な治療に役立つ。
・紫色光をあてるだけ
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デバイスは固定電話の子機ほどの大きさで、スクリーンを搭載。体に安全な紫色光を患部に向けて出すと、傷口のどこにどれくらいのバクテリアがいるかをスクリーンにリアルタイムに映し出す。
・バクテリアは赤色表示
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また、傷のアウトラインも確認できるので、医師は治療すべき部分を正確に把握できる。
・9倍早く治癒
トロントで行われた治療試験によると、このデバイスの活用で通常の治療より9倍早く傷を治すことができたという。
人食いバクテリアだけでなく、感染症の治療は早期の段階で的確に行うことが何よりも重要だが、今後はこうしたデバイスを活用しない手はないだろう。
![Techable](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2019/08/origin_Techable.jpg)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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