サムスンとKTテレコム、冬季五輪控え高速鉄道にLTE-R導入

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韓国・平昌で2018年冬季オリンピックが開催されるのを前に、サムスンとKTテレコムは開催地エリアを走る高速鉄道にLTE-Rを導入したと発表した。

LTEをベースとする鉄道用通信技術LTE-R(LTE-Railway)の高速鉄道への導入は世界初なのだという。

・安全な運行に役立つ

LTE-Rでは、電車間、あるいは電車と地上、管制センターなどの間でコミュニケーションを素早くとれるようになり、より安全な運行に役立つ。

サムスンはすでにKTテレコムと共同で、釜山地下鉄1号線(41キロ)にLTE-Rを導入。これは韓国で初だったが、今回の高速鉄道での導入は世界初としている。

・原州市と江陵市を結ぶ路線で

今回導入されたのは、競技会場がある原州市と江陵市を結ぶ120キロの路線。7つの駅が設置されたこの路線を、鉄道が最速時速250キロで走る。

この高速鉄道により、江陵市まではソウルからわずか2時間となり、期間中、多くの人がソウルなどから競技会場を訪れることが見込まれる。そうした利用客の安全性に寄与するのが今回の技術。サムスンとKTテレコムは今後も他エリアでの導入を進めていく方針だ。

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