【ケータイ会社に聞きました】ソフトバンクケータイの赤アンテナの噂は本当なのか!?

ソフトバンクケータイを契約・購入してすぐ解約した場合、ケータイのアンテナ（ピクト）が赤くなり、新しいSIMカードを入れても使用不可能になるという噂がインターネット上でチラホラと流れている。そういう症状から、噂では「人気ケータイ機種の転売防止策なのでは？」といわれている。

2009年6月9日（火曜日）現在、NTTドコモの『エヴァンゲリオン』ケータイが品切れとなり、インターネットオークション『Yahoo!オークション』で転売されるなどの現象が発生している。それらのケータイも購入してすぐ解約したものならば、新しいSIMカードを入れても赤アンテナになり使用できなくなってしまうのか？

今回は、ソフトバンクとNTTドコモに取材をして赤アンテナの噂の真相をうかがうことができた。赤アンテナの噂は、本当なのだろうか？　すぐに解約すると新しいSIMカードを入れても赤アンテナになって使用できなくなるのだろうか？

ソフトバンクモバイル広報部によると「不正防止のために意図的に赤アンテナになるという話は聞いたことがありませんね。赤くなる可能性としてはケータイの電波が微弱であったり、ケータイのエラーである場合が考えられます」とのこと。また、NTTドコモも「機種によってアンテナの色が変えられる場合もあります。しかし、不正なルートで入手したケータイに対するネットワーク制限は検討していますが、まだそのような（赤アンテナにして使用できなくするような）システムを導入していません」と返答しており、どうやら赤アンテナを意図的に仕込んでいるということはなさそうだ。

そんな取材をしていたところ、ガジェット通信編集部の編集長が赤アンテナになったことがあると暴露。そのときの様子を語ってもらったところ、「六本木のビルで働いていたときに、ソフトバンクケータイの904SHのアンテナが赤くなったんですよ。再起動しても直らなくて、ソフトバンクの店（当時はボーダフォン）に電話したんですが原因がわからず。1時間くらいしたら直りました。ほかのソフトバンクケータイの人たちはアンテナが普通だったので、バグなのかなあと……」。

とにかく、赤アンテナになってなかなか直らないときは、自分が契約しているケータイ会社の電話をして解決策を求めるのがイチバンといえる（このニュースの詳細記事はこちら）。

イラスト： 見ル野栄司

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