飛行機の中でもインターネット! メールもゲームもデキる革命的サービス!
実は、ひそかに飛行機でもインターネットが楽しめるという事実をご存知だろうか。え? ファーストクラスだろうって? いえいえ、ビジネスクラスだろうと、エコノミークラスだろうと、飛行機の中でインターネットができるサービスが始まっているのです。
そのサービスは『Gogo inflight』といい、あらかじめ登録しておくことによって飛行機の中でインターネットをすることができます。通信方式は Wi-Fi で、持参したノートパソコンや ipod touch などの Wi-Fi が使用できる機器であれば、ほぼすべての機器で使用可能(使用できないものもあるので要確認)。
しかし、『Gogo inflight』はイリジウムのような衛星からデータをやりとりしてインターネットに接続しているわけではありません。飛行機の電波を使用しているわけでもありません。では、どんなルートでインターネット接続をしているのでしょうか?
『Gogo inflight』は “CDMA2000 1xEV-DO Rev.A” という通信方式を採用しており、地上から航空機に対して電波を送り、データの送受信を行っています。よって、宇宙の衛星からではなく地上のアンテナと通信しているわけですね。ちなみに、その電波を飛行機内のMobile WiFi AccessPoint機器を介して Wi-Fi により乗客のノートパソコンや ipod touch などを繋いでいます。そのシステムがよくわかるゲームが公開されているので、遊んでみるとわかりやすいかもしれません。
『Gogo inflight』に対応している航空会社は、エアトランアエウェイズ、アメリカンエアラインズ、デルタエアラインズ、ユナイテッドエアラインズ、ヴァージンアメリカの5社。もうすぐエアカナダでも使用できるようになるとのことで、将来はこの技術を使用して日本国内の飛行機もインターネットが使用可能になるかもしれませんね。
利用料金は2009年6月2日現在、3時間までの使用で9.95ドル(約960円)、3時間以上の使用で12.95ドル(約1250円)となっています。また、ほぼすべてのインターネットサービスに使用可能なのですが、IP電話だけは使えないようです。「よーしパパ飛行機でメールチェックしちゃうぞー」という方は、『Gogo inflight』の公式サイトで詳しく調べてみるといいかもしれませんね(このニュースの詳細記事はこちら)。
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