知ってるエンブレムなのに知らない車! “逆輸入車”で個性を打ち出そう!

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▲日本車なのに日本で販売されていない、そんな車たち

▲日本車なのに日本で販売されていない、そんな車たち

日本のディーラーでは購入できない日本車たち

日本国内のみならず、海外でも高い評価を受けている日本車たち。現在では日本国内で販売されるモデルとは別に輸出する国にマッチした車両を開発しており、日本の新車ディーラーでは購入することができない輸出専用モデルも数多く存在しています。

しかし、やはり「人とは違う車に乗りたい」と考えるユーザーは少なくないようで、そんな輸出専用モデルを逆輸入して愛用している人も……。今回はそんなお馴染みのメーカーなのに見たことがないという希少性がウリの「逆輸入車」をご紹介いたします!

トヨタ/レクサス/サイオン

▲北米では税制面で優遇されていることもあり人気が高いピックアップトラック。画像は米国トヨタ サイオン

▲北米では税制面で優遇されていることもあり人気が高いピックアップトラック。画像は米国トヨタ サイオン

トヨタの逆輸入車の中でも特に人気なのがピックアップトラック。日本国内では2004年に販売を終了したハイラックス・スポーツピックアップを最後に途絶えてしまったピックアップトラックですが、アメリカ市場ではいまだに高い人気を誇っており、現在でもタコマ(TACOMA)やタンドラ(TUNDRA)といった車種が販売されています。日本車離れしたサイズや排気量でアクティブに楽しむユーザーに支持されているようです。

また、クーペモデルやコンバーチブルモデルの人気が高いのも日本と違う部分で、日本では何の変哲もないセダンである「カムリ」がベースの2ドアクーペ&コンバーチブルモデルのカムリソラーラ(CAMRY SOLARA)や、トヨタが北米で若者向けに展開していたサイオンブランドからサイオン(SCION)tCなどが販売されていました。

▲スポーツカーではないオープンモデルはユルく楽しめる1台。画像は米国トヨタ カムリソラーラ

▲スポーツカーではないオープンモデルはユルく楽しめる1台。画像は米国トヨタ カムリソラーラ

▲セリカの後継車種という役目もあった米国サイオン tCはサイオンブランドとともに消滅

▲セリカの後継車種という役目もあった米国サイオン tCはサイオンブランドとともに消滅

日産/インフィニティ

▲日本に導入されなかったのが惜しい米国インフィニティ Gコンバーチブル

▲日本に導入されなかったのが惜しい米国インフィニティ Gコンバーチブル

日産は海外で高級車ブランド・インフィニティ(INFINITI)を展開し、国内でお馴染みの車種も同ブランドで販売されているのはご存じのとおり。日本ではスカイラインの名前で販売されているモデルも国外ではインフィニティ Gシリーズ(現在はQ50とQ60)として販売されていますが、日本仕様には用意されないコンバーチブルモデルがあるのが最大の特徴です。これはクーペをベースに電動メタルルーフを備えた4座オープンで、レクサス・IS Cのライバルといえる車種でした。

コンバーチブルモデルといえば、クロスオーバーSUVのムラーノにもクロスカブリオレ(CROSS CABRIOLET)というモデルが輸出仕様には設定されていました。これはムラーノを2ドア化したうえに電動の幌を装着したもの。先日、レンジローバー・イヴォークにコンバーチブルモデルが追加されたことが話題となりましたが、2011年にデビューしたムラーノ・クロスカブリオレはそれを大きく先取りしていたのです。

▲米国日産 ムラーノ クロスカブリオレ。クロスオーバーSUVにオープンエアモータリングをさらにクロスさせています

▲米国日産 ムラーノ クロスカブリオレ。クロスオーバーSUVにオープンエアモータリングをさらにクロスさせています

また、日本で独自の進化を遂げたミニバンも海外で人気を集めている車種のひとつ。日産では、1993年から北米市場専売のミニバンとしてクエスト(QUEST)を投入しており、現行モデルとなる4代目はエルグランドとプラットフォームを共有していますが、北米市場に合わせてさらにボディサイズを拡大。大柄な方でも快適に移動ができるように考えられています。

▲米国日産 クエスト。キングオブミニバンをベースにさらにキングサイズ化しています

▲米国日産 クエスト。キングオブミニバンをベースにさらにキングサイズ化しています

ホンダ/アキュラ

北米市場ではスポーティなイメージが強いのがホンダ。中でも高い人気を維持し続けているのがシビックなのです。日本国内では8代目となる最終モデルがセダンとなり、2010年に販売を終了してしまいましたが(欧州仕様のタイプRが限定販売されたことはある)北米市場ではセダンの他、ハッチバックとクーペの新型モデルが投入され続けています。

▲シビックといえばクーペかハッチバックというイメージが強いのでは?

▲シビックといえばクーペかハッチバックというイメージが強いのでは?

また、日本と同じ名前の車種でありながら全く違うモデルが販売されているのもホンダの特徴で、例えばミニバンのオデッセイなどは名前こそ同じものの、日本仕様よりも一回り大きなボディに大排気量のエンジンを搭載したものとなっており、外観を含めた開発まで海外で行われているのが特徴です。

▲米国ホンダ オデッセイ。日本仕様とは一味違うデザインはアメリカで作られたものです

▲米国ホンダ オデッセイ。日本仕様とは一味違うデザインはアメリカで作られたものです

海外専売モデルは、日本で見慣れたメーカーエンブレムが付いているのに、全く見たことがない車種であるというのが最大のポイント。デザインも日本で販売されているモデルに比べどこか異国情緒が漂っていて、その車が新しいのか古いのかマニアでないと判別できないという部分も面白いのではないでしょうか?

あえてデメリットを挙げるとするならば、国産車ディーラーでのメンテナンスが受けられない可能性があることですが、信頼できる工場を見つけてしまえば問題ないでしょう。逆輸入車を楽しむには販売店選びも重要なファクターと言えるかもしれません。

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photo/トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業

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