観客参加型のホラー映画祭『ホラー秘宝まつり2016』 新作ラインナップに“ウサギ人間”も[ホラー通信]
夏の風物詩といえば、海にスイカに花火……そしてもちろんホラーでございます。夏恒例となってまいりました、ホラー映画だらけの映画祭『ホラー秘宝まつり』が今年もやってきます!!! みんな浮かれろー!!!!
『ホラー秘宝まつり』は、ここが初公開となる新作から、いま観ても新鮮で色褪せないホラー映画の名作を連日上映。トークイベントや上映作の人気投票“ホラー総選挙”もおこなわれるひと夏のお祭りです。毎年大好評のこのイベントも今年で3回目。ホラー映画ファンもちょっとだけドキドキしたい人もとにかく楽しいイベントとなっておりますッ。
新作ラインナップ
今年の新作映画は5本がラインナップ。
まずは洋画2本。フィンランド産のホラー・コメディ『バニー・ザ・キラー』。「ムカデ人間」「Mr.タスク」などに続く人体改造動物ホラー作品で、雪山の小屋に旅行に来た男女が男性器をおっ立てた“ウサギ人間”に襲われるという下品なネタ満載のスプラッター。ヤバイな。
『サウスバウンド』は、ある荒野の街道で起こる様々な怪異の連鎖を描く連作オムニバス・ホラー。謎の怪物、カルト教団、殺人鬼、狂人一家これら別々の恐怖がやがて一つの物語につながっていくアメリカ映画。みんなが大好きなものが全部詰まってるということですね!
そして日本映画が3本。悪魔に憑依されたアイドルが歌で人を殺す大畑創監督の最新作『EVIL IDOL SONG』。実話怪談を映画化した千葉誠治監督のオムニバスホラー『「超」怖い話』。日本・アメリカで遠距離恋愛をするカップルがスカイプでやり取りをするなか、彼女の部屋に怪異現象が起こり始める『The Room』。
旧作ラインナップ
さらに、今年はふたりのホラー映画監督の特集が決定。“グラインドハウスの申し子”フランク・ヘンロッター監督の代表作『バスケットケース』に続き、日本では未公開となる『バスケットケース2』『バスケットケース3』とシリーズを一挙上映。また、世界初のスプラッター映画監督であり、“ゴッドファーザー・オブ・ゴア”の異名を持つハーシェル・ゴードン・ルイス監督の代表作5本を特集上映。未見のあなたも、ゴアのお勉強しちゃいましょ。
さらに、『ヘルレイザー』シリーズ3作上映、日本の都市伝説がアメリカに殴り込みをかける『口裂け女in L.A.』、JKが大好きな彼を誘拐・監禁・拷問するオーストラリア産ホラー『ラブド・ワンズ』などなど、刺激の強い作品がドンドコ上映されますッ。
たのしい企画の数々
参加型イベントも多数開催。ゲストによるトークショー“ホラーしゃべれ場”や、クラッカー、コスプレありの“パリピ(パ―ティーピーポー上映)”も。ロッキー・ホラー・ショーの上映スタイルのようなものでしょうかね。これは作品のセレクトが気になるところです。個人的には『2000人の狂人』がいいなー。
また、毎年恒例のスタンプラリーも実施、5本観ると1本が無料に。さらに全作品をコンプしたらDVDをプレゼント。上映作品の人気投票“ホラー総選挙”では1位の作品を当てるとDVDプレゼント、さらにグランプリ作品は映画祭最終日にシークレット上映されますッ。
以上、駆け足でお伝えいたしました! 『ホラー秘宝まつり』は8/20から9/9まで開催。スケジュールは空けておいてねッ!
「第3回夏のホラー秘宝まつり2016」
期間:2016.8.20(土)~9.9 (金)
場所:キネカ大森
料金:新作1500円、旧作1100円
公式サイト http://horror-hiho.com
ツイッター @horror_hiho
提供:キングレコード
<上映作品>
■『EVIL IDOL SONG』 ★新作 ★日本初上映
■『「超」怖い話』 ★新作 ★日本初上映
■『The Room』 ★新作 ★日本初上映
■『バニー・ザ・キラー』 ★新作 ★日本初上映
■『サウスバウンド』 ★新作 ★日本初上映
■フランク・ヘネンロッター監督 特集
・『バスケットケース』
・『バスケットケース2』
・『バスケットケース3』
■ハーシェル・ゴードン・ルイス監督 特集
・『血の祝祭日』
・『2000人の狂人』
・『カラー・ミー・ブラッド・レッド』
・『血の魔術師』
・『ゴア・ゴア・ガールズ』
■『ヘル・レイザー』
■『ヘルレイザー2』
■『ヘルレイザー3』
■『ABC・オブ・デス2』
■『へんげ』
■『ゾンビデオ』
■『口裂け女in L.A.』
■『いま、殺りにゆきます』
■『ブラインド』
■『ラブド・ワンズ』
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