『Google+』一番の人気者は『Facebook』CEO! Google創業者たちに大差をつける
Googleの『Facebook』対抗サービスと言われる『Google+』で、公開1週間後のフォロワ―数ランキングにおいて、『Facebook』CEO マーク・ザッカーバーグ氏が1位になったことが話題になっています。Googleの創業者 ラリー・ペイジ氏は2位、セルゲイ・ブリン氏は4位で、ザッカーバーグ氏にそれぞれ7000ユーザー、1万ユーザーの差をつけられてしまいました。
『Google+』は、6月28日(現地時間)に公開されたGoogleのソーシャル化プロジェクト。現在はまだフィールドテスト段階で招待制で運営されています。『Facebook』対抗サービスとして鳴り物入りでリリースされ、しかもUI(ユーザーインターフェース)が『Facebook』に似ている『Google+』にさっそうと登場したのは、当の『Facebook』CEO マーク・ザッカーバーグ氏。約1週間で2万1213人(7月6日現在、以下同様)のフォロワ―を集め、堂々とフォロワ―数ランキング1位になっています。
一方、Google創業者のペイジ氏は1万4798人で2位、ブリン氏は1万1629人で4位。Googleソーシャル担当上級副社長 Vic Gundotra氏は1万3783人で3位にランクインしました。フレンド数はGoogleの3人はゼロ、ザッカーバーグ氏は41人となっており、ザッカーバーグ氏が『Google+』をいろいろ試してみたことがうかがわれます。
ちなみに、Googleの創業者たちは『Facebook』の利用を避けて(ブリン氏は偽名で参加中という噂あり)おり、『Facebook』上で彼らを見つけることはできません。ライバルサービスに参加して楽しんでしまうあたり、いかにもザッカーバーグ氏らしいですね。ひとまず、ライバルサービスのフォロワ―数ランキングで勝ち星をひとつあげたザッカーバーグ氏は、ちかぢかモバイル関連サービス「とても素晴らしいもの」を発表すると明らかにしています。『Facebook』と『Google+』の戦いの火ぶたはまさに切って落とされたばかりというところ。次はどちらがどんな手を打って出るのか楽しみですね。
京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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