松本復興相が辞意 宮城県知事への発言の責任で
松本龍復興担当大臣は2011年7月5日朝、退任する意向を菅直人首相に伝え、了承されたと報じられた。報道によれば、松本氏は自らの発言に対する責任を取る形での退任であり、菅首相との会談後、記者団に対し「よい経験をさせてもらった」と話したとされている。
松本氏は一昨日7月3日に宮城県の村井嘉浩知事を訪問した際、「お客さんが来るときは自分が入ってきてからお客さんを呼べ」「今の最後の言葉はオフレコです。書いたらもうその社は終わりだから」などと発言し、波紋を呼んでいた。
菅首相との会談後の9時45分頃、会見にのぞんだ松本氏は、「被災者の心を痛めたことをお詫びしたい」と述べた上で、「言葉が足りなかったり、荒かったりしたのは不適切だった」と自らの発言について謝罪した。
(丹羽一臣)
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