こんな痛快でおもしろい漫画は稀!『ゴクジョッ』は画期的な美少女漫画!?

かつて『幕張』という週刊少年ジャンプで連載されていた漫画をご存知だろうか? その『幕張』の再来、いや、それ以上の衝撃を与えてくれる漫画が密かに誕生していた。その漫画のタイトルは『ゴクジョッ。~極楽院女子高寮物語~』だ!『幕張』は高校生の男子が性欲やアホなことに対して真剣に立ち向かう(?)という漫画だったが、まさに『ゴクジョッ。~極楽院女子高寮物語~』はその美少女バージョン!

『ゴクジョッ。~極楽院女子高寮物語~』は非常にエロティックな描写が満載なのだが、いくら読んでもなぜかエロさを感じない。「じゃあ美少女エロエロ漫画じゃないじゃん!」と思うことなかれ。エロいので刺激的なはずなのだが、あまりに “アホさとバカさ” が勝(まさ)っているので、エロさよりおもしろさが強烈なのである。

女の子たちはかなりの美少女たちで、普通ならハァハァしながら読める漫画なのだが、ストーリーやキャラクター設定がかなりヤバく、そのノリはある意味少年誌の『幕張』や『太臓もて王サーガ』に近いものがある。とはいえ、この漫画は非常にオリジナリティ色が強く、その理由はやはりストーリーとキャラクター性だ。

たとえば、主人公の女の子がケータイの写メールに夢中でパンツをはき忘れ、そのまま登校。パンツをはいていないことに気がつき、写メールを送ってきた女の子に逆恨みし、パンツを奪って自分のものにしようとするエピソードがある。ここまで読んでもらったらわかるように、キャラクターの性格もストーリーもかなりのアホっぷりとバカっぷりである。そして、パンツを脱がすシーンに関していえば、本来のエッチな漫画であれば男性読者が興奮するような描写になるはずなのだが、あらゆる意味で描写がアホであり、エロいのにエロさを感じさせない展開を見せている。

とにかく、この漫画が革命的なエロ漫画、いや、ギャグ漫画であるのは間違いない。この記事では週刊少年ジャンプの『幕張』を引き合いに出したが、このおもしろさはキャラクターが美少女だからこそ成り立っており、作者である宮崎摩耶(みやざきまや)先生の画力があってこそ生まれた作品といえるだろう。当編集部は、今後も宮崎摩耶先生を徹底的に応援していく予定だ(このニュースの元記事はこちら)!
 

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