『最後のパレード』著者が「読売新聞社の前で焼身自殺したい」と自身のサイトに掲載
盗用疑惑が浮上している書籍『最後のパレード』の著者・中村克氏(元・ディズニーランドのスーパーバイザー社員)が自身のサイトで自殺をしたいと告白している。中村氏が書いた『最後のパレード』内容は、ディズニーランドに関係した感動的なエピソードが多数掲載されているもので、なかにはハンカチなしでは読むことができないエピソードもあるほど、素晴らしいものとなっている。
しかし、その内容のいくつかに盗用疑惑が浮上し、ディズニーランドを運営するオリエンタルランドもこの書籍に関して苦言するほど、大きな問題に。そんななか、中村氏は自身のサイトにて「読売新聞社の前で焼身自殺したい」というタイトルで日記を掲載。「家族を失いそうです。私は貝になりたい・・・草なぎ君の気持ちがよく分かります。郷原信郎氏の「思考停止社会」を持ち、読売エガワる新聞社の前で自由になりたい」と書き込みしたのである。
中村氏は以前から読売新聞や毎日新聞、日本テレビに対して反感を持っているようで、特に盗用疑惑を報じた読売新聞に対しては提訴するとまで発言をして物議をかもしていた。またその矛先は読売新聞の読者に対しても向き、「読売新聞を読む愚民に告ぐ」というタイトルの日記まで執筆していた。
今回の件について中村氏は自身のサイトで盗用疑惑が持たれていることを認めつつ、なぜか公然わいせつで逮捕されたSMAPのメンバー・草なぎ剛氏を引き合いに出すなど、精神的に疲れたようすが見て取れた(自殺をほのめかす日記は削除されました)。
多くのブログや掲示板などで一連の件に関する意見を読んでみると、中村氏が自身のサイトで盗用疑惑を弁明すればするほど、インターネットでは反感を買う結果になっているようで、今もなお、多くの『最後のパレード』読者やインターネットユーザーが中村氏の動向に注目しているのは確か。そこに「読売新聞社の前で焼身自殺したい」という日記を掲載したことにより、さらに大きな波紋を呼びそうである。
盗用が事実であれば素直に謝り、誠意を持って対応することで被害を最小限にとどめることができる。自分の気持ちよりも、まずは迷惑をかけた人たちに誠意をもって尽くすことで、解決へと向かうのではないだろうか。人に感動を与える本を心から作りたいと考えていたのであれば、今から作り直しても遅いことはないだろう(このニュースの元記事はこちら)。
※万が一のことを考え、すでに編集部より警視庁へ通報済みである。
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