盗用疑惑の元・ディズニー社員! 草なぎ容疑者を擁護「寛大な気持ちで草なぎさんを許して」
元・ディズニーランドのスーパーバイザー社員が、公然わいせつで逮捕されたSMAPのメンバー・草なぎ剛容疑者に対する世間の風当たりに関して、「寛大な気持ちで草薙さんを許してあげましょう」「やってしまったことは叱ってもいいのですが、人格を否定しない、これがディズニーランドの叱責の基本です」と発言している。それもひとつの考えとして否定はしないが、この元・ディズニーランドのスーパーバイザー社員である中村克氏は、『最後のパレード』(サンクチュアリ出版)という本のベストセラー作家であり、同著の内容に盗用疑惑が持ち上がっていることから、大きな波紋を呼びそうだ。
『最後のパレード』は東京ディズニーランドの心温まるエピソードを多数掲載しており、当編集部でも感動で涙がこぼれそうになる記者がいたほど。そんな感動の内容だけに、数十万部の売り上げを記録しており、いまだに売れ続けている。しかし、そんな心温まるエピソードの複数に「これは盗用したエピソードでは?」「インターネットにあったものをほぼそのまま載せただけでは?」という疑惑が浮上し、大きな注目を集めた。
その後、版元のサンクチュアリ出版の代表取締役が「盗用ではないと思うが、無断引用があった」と、その事実を一部認めるという事態に発展。著者は盗用疑惑の報道をした読売新聞社や日本テレビに対して提訴すると、自身のサイトに掲載していた(現在はなぜか記事が削除されている)。
そんな最中、つい先日に公然わいせつで逮捕されたSMAPのメンバー・草なぎ剛容疑者を引き合いに出し、中村氏は「多くの幸せをつくってきた草薙(原文ママ)さんでも、一度過ちを犯すと激しくバッシングされます。私同様に、「失脚」することを願われます」と自身のサイトに掲載。「私も草薙さんからたくさんの幸せを “心のはーとディスク” にインプットしていただきました。特に映画『私は貝になりたい』での草薙さんの演技には、本当に感動してしまいました」ともコメントしており、どうやら中村氏は草なぎ容疑者の個人的ファンのようだ(“はーとディスク”とは、中村氏によると幸せの記憶をインプットする心の装置とのこと)。
「草なぎさんの謹慎は不要であると考えます」と発言している中村氏だが、まずは自身の『最後のパレード』の問題を早急に解決し、多くの読者のために最善のかたちで騒動を終結させてほしいものである(このニュースの元記事はこちら)。
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