【Interview】マーケティング戦略に新たな光!ツイートデータを自動でためる新サービスとは?
情報の拡散力に長けたTwitterのデータは、企業にとって、今やなくてはならない事業資産。
毎日アップされる膨大なつぶやきの中に、製品やサービスに関する貴重な意見が、多数隠されている。
そのデータをより手軽に、ローコストで利用できるようにしたのが、「Tweet Collector」だ。
Twitterのつぶやきを、登録キーワードによって、自動でためられる仕組みを実現。これまでコストがかかっていた過去データの分析も、気軽にできるようになっている。
開発を手がけたのは、ADDIX。デジタルソリューション事業部、ソーシャルメディア&サービス開発 Unit、サービス開発 TEAMチーフディレクター、玉仙 拓也(ぎょくせん たくや)氏が、取材に応じてくれた。
・登録キーワードで自動検索!半永久的にデータを保存
Q1:まずは、「Tweet Collector」提供のきっかけを、お聞かせください。
twitterのツイートデータは、過去7日間しか遡ることができません。それ以前のツイートデータは、販売されています。
せめて、自社に関係するツイートだけでもためたい、と思っている企業さまは多いと思い、開発・提供に至りました。
Q2:「Tweet Collector」とは、どんなサービスなのでしょうか。
ツイートを登録したキーワードで自動検索し、その検索結果のツイートデータを、丸ごとためていくことができるサービスです。
検索したいキーワード を登録するだけで、この先半永久的に、検索結果のツイートデータを、ためることが可能です。
・有料版における登録条件追加を検討中
Q3:本サービスを利用することで、企業はどのようなメリットを得るのでしょうか。
過去のツイートが必要になったとき、いつでもデータベースから取り出して、分析することが可能となります。
Twitter上の貴重な生活者の企業へのつぶやき、その内容や推移を、きめ細かく分析しますので、より戦略的に活用することができるようになります。
また、通常他社さまのサービスでは有料ですが、「Tweet Collector」なら、登録条件3つまでは、無料でご利用いただけます。
Q4:今後の展開で決まっていることがありましたら、教えてください。
現在は登録条件3つまで無料ですが、有料版で条件が追加できるようにしようと思っています。また、有料版では、取得できる項目を増やすつもりです。
ユーザー一人ひとりの、リアルな意見が反映されるSNS。その役割は、今後のマーケティング戦略立案において、ますます大きくなっていくと思われる。
本サービスが、貴重なデータ活用の糸口となることは、間違いなさそうだ。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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