手作り品の売り手と買い手をつなぐ「Etsy」がクラウドファンディングサービスを開始
雑貨やファッションアイテムなど、ハンドメイドの商品を専門とするマーケットプレイス「Etsy(エッツィー)」。
2005年に米ニューヨークで創設されて以来、3200万点の商品を扱い、世界で140万人もの作家やアーティストらと、2080万人のユーザー、バイヤーをつないできた。
・Etsyがクラウドファンディングに進出
そしてこのほど、多様なものづくりをさらにサポートするべく、独自のクラウドファンディングサービス「Fund on Etsy(ファンド・オン・エッツィー)」を試験的にスタート。
6月16日から8月16日までの2カ月間、米国の一部ユーザーに限り、Etsyのプラットフォーム上でクラウドファンディングが実施できることとなった。
Fund on Etsyは、Kickstarter(キックスターター)などの一般的なクラウドファンディングサービスと同様、資金調達の目的や調達目標額などを明らかにし、一般ユーザーから広く資金を募る。
クラウドファンディングの実施期間において、調達金額が目標額を上回った場合のみ、サポーターからの資金を受け取る仕組みだ。
・資金調達からマーケティング、販売までワンストップで
Etsyは、従来のオンラインマーケットプレイスを通じて、個人の作家、アーティスト、職人や独立系メーカーに、販売チャネルやマーケティングチャネルを提供してきたが、Fund on Etsyが正式にリリースされれば、その資金調達をもサポートできることとなる。
ものづくりのための“ワンストップ型サービス”として、今後の進化に注目が集まる。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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