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今最も注目すべき女優・清水富美加インタビュー「この夏はろくろを回して『菊次郎の夏』を観ます!」

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北野武監督最新作『龍三と七人の子分たち』が現在大ヒット上映中。金も居場所も失うも、普通のジジイになれるはずもなく毎日くすぶっていた元・ヤクザ達が、若い者に勝手な真似はさせられねぇと、昔の仲間を呼び寄せ、世直しに立ち上がるというコメディ。

本作は平均年齢72歳(撮影当時)の超がつくほどの豪華ベテラン俳優陣たちが、さまざまな逆境にも負けずに暴れまわる“ジジイ”たちを熱演している事が話題ですが、中尾彬さん演じる“モキチ”の孫娘を演じているのが、女優の清水富美加さん。

清水富美加さんは、2008年のデビュー後、様々な作品で活躍中の20歳。ファッション雑誌『ラブベリー』の専属モデルや、『仮面ライダーフォーゼ』で注目を集め、現在朝の連続テレビ小説『まれ』にも出演中の注目女優です。透明感のあるキュートなルックスに、Twitter等での発言や、自らを“ふみカス”と名乗る個性的なキャラクターも人気を集めています。

ガジェット通信は、そんな清水さんにインタビューを敢行。映画について、今後の目標など色々な事を聞いて来ました!


(撮影:wosa)


―北野武作品に出演するという事は、女優さんにとって特に嬉しい事なのでは無いかと予想するのですが、いかがでしたか?

清水富美加:はい。日本を代表する監督の作品という事で、出演が決まった時は夢の様でしたし、最初は信じられませんでした。オーディションで決まったのですが、演技もダメダメですぐに終了したので「これは落ちたな……」と思っていたので、本当に嬉しかったです。でも、合格した理由は私の涙袋が中尾彬さんと似ているから、孫娘役を演じるのが自然だろうという事らしいです。涙袋に感謝です(笑)。

―クランクインしてから、監督から何かアドバイスや演技指導を受けましたか?

清水富美加:現場で何かを言われる事はほとんど無かったです。北野監督は撮影がすごくはやくて驚きました。私が出ているあるシーンは映画で3、4分ですが、撮影も10分ほどで終わって。他のシーンも、とてもスムーズでどんどん終わるので、本当にすごいなって。

―主演の藤竜也さん、清水さんが孫娘を演じた中尾彬さんをはじめとする“子分たち”は超ベテランな俳優さんですが、緊張しませんでしたか?

清水富美加:私が勤務するクラブに皆さんが集合するシーンでは、さすがの迫力に緊張しましたね。足の裏からオーラが出てるんじゃないかってくらい、全身にオーラをまとっていらっしゃるんです! でも、現場ではとても優しくしていただきました。皆で「腰が痛い」とか「健康診断の結果がどうだ」とかおしゃべりしている所を、ああ、素敵だなと思いながら隣で聴いてました(笑)。

―北野武監督のインタビューでもお聞きしたのですが、本当に皆さんおしゃべり好きだった様ですね(笑)。その仲の良い雰囲気が映画にも出ていたと思いますが、清水さんは完成した映画をご覧になっていかがでしたか?

清水富美加:あの……、もしかして失礼になるのかもしれませんが、正直に言うとめちゃくちゃ笑っちゃいました。はちゃめちゃで本当に面白い! 『アウトレイジ』など観たことがあって、激しいバイオレンスな作品だったのでそのギャップに驚きました。『龍三と七人の子分たち』は絶対若い女の子も大好きだと思います! 映画の中に色々な笑えるネタがつまっていますが、なんであんな事思いつくんだろうって。最高でした!

―そうですよね、私もゲラゲラ笑ってしまいました! ちなみに映画の中では、清水さんが演じたのは悪い男と付き合っている女性でしたが、『アウトレイジ』でも悪い男がなぜかモテますよね。その気持ちは分かりますか?

清水富美加:う〜ん、分かりません! 私、強そうで男らしい男の人に惹かれないんです。もっと風に吹かれて飛ばされそうな、ヨレヨレしている人がいいですね(笑)。でも、映画では確かに悪い男モテてましたね、入れ墨にうっとりしたりとか……。

―その言葉を聞いて安心しました(笑)。これから観たい北野作品はありますか?

清水富美加:今一番観たいのは『菊次郎の夏』です。映像がとても美しいと聞いたので。これからの季節にピッタリですよね。ベランダを開けて、そうめんを食べながら映画を観れたら最高だな〜。

―夏、満喫ですね! 清水さんは本作はもちろん、主演映画『ズタボロ』(5月9日公開)もあり、現在朝の連続テレビ小説『まれ』に出演中と大活躍ですが、もともと芸能界を目指したきっかけはどんな事だったのでしょうか?

清水富美加:芸能界にはレプロのオーディションをきっかけに入ったのですが、実は最初は演技にはあまり興味が無かったんです。洋服が好きなので、モデルのお仕事だったり、バラエティ番組に出たいと思っていました。でも『仮面ライダーフォーゼ』に出演して、周りの皆がどんどん成長していくのを目の当たりにして、「もっと演技を勉強したい!」と強く思って。フォーゼの撮影が終わった後、マネージャーさんに「これから女優として頑張りたいです」と決意表明した事を覚えています。

―特に『仮面ライダー』は他の連続ドラマと違って1年間やりますから、特に成長出来る場所なのかもしれませんね。目標としている女優さんはいますか?

清水富美加:仲里依紗さんです。仲さんの自然なのに存在感のある演技が大好きで、主役も脇役も出来て、様々なキャラクターを演じ分ける事が出来る。そんな女優さんになりたいです。

―仲里依紗さんはファッションも素敵で、よくコーディネートをブログで公開していましたよね(現在は閉鎖)。清水さんも洋服が好きという事で、そういう共通点もあるかもしれませんね!

清水富美加:洋服や靴は大好きです! 特に下北沢の古着屋さんに行くのですが、安くて可愛いものを探すのが得意なんです。いつかファッション系の連載とか出来たらいいなあ。


―では、個人的に今後やってみたいという事はありますか?

清水富美加:私、ろくろを回すと、なぜか気分が落ち着くんですよ。土をこねて、ろくろを回して形を整えていくという作業中は、他の事を何も考えずにいられるというか……。今、自宅にろくろセットを買おうかと思っているほどなんですよ!

―いいですね、無心になれる時間ってなかなか無いですものね。

清水富美加:こうしてお話しているうちにますます欲しくなってきました。次にお給料が出たら買いに行こう。それで器を作って、そうめんを食べて、『菊次郎の夏』を観る! これ、完璧な計画じゃないですか!?(笑)

―最高のプランですね! 清水さんは、Twitterでのつぶやきがとても面白くて、毎回注目しているのですが、おにぎりの絵文字が大量に出て来ますよね。やっぱりおにぎり好きなんですか?

清水富美加:大好きなんです。一番好きなのは、ロケ弁でよく登場する「ポパイ」の高菜おにぎりです。でも、絵文字はもう句読点代わりに使ってますね。おにぎり1つだと「。」、2つだとややゴキゲン、3つだとかなりたぎってる、5個以上ならGo To Heavenですよ!

―おにぎりの絵文字で清水さんの感情が読める! ファンの方は要チェックですね。そして、自分の事を「ふみカス」と呼んでくださいというのも謎が多いです。

清水富美加:中学生の頃、名前の語尾に素性の「素」を付けて呼び合うのが流行っていたんですけど、友達が「ふみか素」って呼んでいて、ちょうどいいじゃん!と。最後の「か素」の部分をカタカナの「カス」にして、私の事なんてぞんざいに扱ってください……って言う意味もこめて、自分から発信したら思いの外浸透しちゃいました。(笑)

―全くカスでは無く、キラキラのふみかすさん。そのギャップがたまりません(笑)。これからもご活躍を楽しみにしております!


スタイリスト:酒井タケル
ヘアメイク:樋口あゆみ(CALM)


清水富美加 (@lespros_fumika) – Twitter
https://twitter.com/lespros_fumika [リンク]

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記者:

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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