朝日新聞社の委託記者が奇行! 対局中のサイン要求に将棋・羽生名人タジタジ
つい先日、『朝日新聞社内から2ちゃんねるに「あぼーんあぼーん」と意味不明の書き込み』という騒動を起こしたばかりの朝日新聞社が、またとんでもない行動に出た。今度は、将棋の対局中だというのに羽生名人にサインを求めるという信じられない行動に出たのだ。
どのスポーツも頭脳戦も試合中は全力を尽くして挑むのが当然であり、将棋も時間をギリギリまで使って考え抜き、最善の一手で敵を負かす道を突き進まなくてはならない。つまり、対局中に闘っている2人以外の人物が介入してはならないのである。それなのに対し、朝日新聞社の委託記者である東公平(ひがし こうへい)氏は羽生名人にサインを求めたのだ。しかも、この番組はBSで全国に放送されていたのである。
対局中、両社が盤面を見つめて考えている最中、何を思ったのか東公平氏が羽生名人に扇子(せんす)とマジックペンを手渡そうと、羽生名人にアイコンタクトをする。羽生名人も最初は理解できなかったようだが、扇子とマジックペン、そして東公平氏のアイコタンクトと相槌によって「サインが欲しいのかな?」と理解し、静かに扇子とマジックペンを受け取りサインに応じた。このことに関して取材班は朝日新聞社に取材をし、コメントをいただけた。その一部を公開しよう。
「弊社が委託した観戦記事担当のフリーの記者(75歳)が、対局者の羽生善治名人に対し、扇子を差し出してサインを求めました。羽生名人はこれに応じてサインをしました。この間、約1分ほどでした。手番は羽生名人の手番で、44手目を考慮中でした。本人は郷田真隆挑戦者の手番の最中だと勘違いしていたようです。対局場にいた弊社の担当者が昼休み休憩の際に観戦記者に対して「対局中に対局者に声をかけるような行動は謹んでほしい」と注意しました」(朝日新聞社)
このことに関して朝日新聞社は両対局者に深くお詫びをし、東公平氏に対しては厳重に注意をしたという。また同社は、「両対局者に対して礼を失した行為」と認めており、関係者に深くお詫びするとのこと。
たとえ、羽生名人の手番でなかったとしても、対局中に話しかけるのはいかがなものか。東公平氏は「うかつだった」とコメントしているようだが、これは “うかつかどうかの問題” ではなく、モラルの問題だといえる。すでにお伝えしていることだが、これは対局中の出来事であり、休憩時間でもなければ対局前や後でもない。たとえ委託していたとしても、委託したからには朝日新聞社の記者として観戦取材をしていることになる。そのようすは『YouTube』にも掲載され、大きな波紋を呼んでいる(このニュースの元記事はこちら)。
イラスト: ピョコタン
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