【USAレポート】 まるで「貨物」扱い! アメリカ国内線の現状

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昨今の航空業界、大手からLCC(格安航空会社)まで、まるで上から下までそのラインナップは多彩になってきた。通常だと、大手航空会社の場合、「機内でドリンクが無料で提供される」「国際線だと機内食が出てくる」「チェックインカウンターで預ける荷物は1個なら無料」と思っている人は多いはずだ。
だが、アメリカの国内線は、日本の国内線とは事情が近ごろまったく異なる。
アメリカの国内線、といえども、東海岸から西海岸まで移動する場合、5~6時間かかる。日本からだとベトナム、あるいはタイあたりまでかかる距離に相当する。それでもあくまで国内線扱いなので、エコノミークラスの場合、機内食は提供されないか、有料になる。もちろん、機内で購入すると一般的よりもかなり高い上、味のクオリティはイマイチなこと多々。
チェックインカウンターで預ける手荷物も、1個から有料はザラ。日本の大手航空会社だと、一番安い運賃でも普通サイズのスーツケースだと預けるのにお金がかかるなんてまったく思わないが、アメリカは違う。しかも先日乗った際、25ドル(約3000円)もかかった。日本のLCCでも手荷物1個無料のエアラインもあるのと大違いだ。
なお、日本で発券した某日系航空会社の国際線航空券にアメリカ国内の便が含まれる場合、日本の航空会社の制度が適用されることがあり、チェックインカウンターで手荷物を預けても、エコノミークラスであっても2個まで無料だった。
機内サービスなども、ビジネスクラス以上でなければまったく期待してはいけない。遅延や欠航は日常茶飯事で、ツアーでなければ自力でなんとかしないといけない。とにかく、アメリカ国内線のエコノミークラスは、もはや「貨物」と思っても良いレベル。日本のLCC以下と思ったほうがラクに乗れる。
※写真はイメージです
(Written by AS)
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