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『IS01』の兄弟機? ドコモのスマートフォン『LYNX SH-10B』はどこが違うのか

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『ワイヤレスジャパン2010』に『LYNX SH-10B』の実機が展示されています

7月14日から16日まで東京国際展示場(ビッグサイト)で開催されている展示会『ワイヤレスジャパン2010』に、NTTドコモ向けAndroidスマートフォン『LYNX SH-10B』の実機が展示されていると聞いて、取材に行ってきました。同じシャープ製で、5.0インチのタッチパネル液晶と5列のQWERTYキーボードを搭載するauの『IS01』とほぼ同じ端末のようですが、実際はどこが異なるのでしょうか。両者を展示するシャープブースで聞いてみました。

※すべての写真を見るにはこちらをご覧ください

キャリアが違う
当然ですが、まずキャリアが異なります。『IS01』はauから6月末に発売され、『LYNX SH-10B』はドコモから7月中に発売予定。後述しますが、『IS01』については、KDDIが製品開発にかなりの部分でかかわっていることが分かります。auにとっては初のAndroidスマートフォンということもあり、『IS01』には力を入れている様子。

デザインが違う

左が『LYNX SH-10B』、右が『IS01』

パっと見はほとんど同じなのですが、よく見るとデザインに違いがあるようです。『IS01』は『INFOBAR』などを手がけたプロダクトデザイナーの深澤直人氏がデザインを手がけたものですが、ブースの説明員によると『LYNX SH-10B』はシャープがデザインしたとのこと。

説明が難しいですが、実際に両者を目にして触った印象を強調すると、『IS01』は表面にシボ加工を施していることもあり、手になじむ“雑貨”的なデザイン。『LYNX SH-10B』は表面がツルっとして平面的な“家電”的デザインのように感じられます。

カメラ位置も同じだが『LYNX SH-10B』にはストラップ穴が

とはいえ、キーボードレイアウトも同じ、カメラやポインティングデバイスの配置もほぼ同じと、使い勝手に影響する部分はほとんど同じデザインと言ってよいでしょう。こだわるユーザーには大きな違いとなりそうな部分としては、『LYNX SH-10B』には底面を上にしたヒンジ側側面にストラップ穴があり、『IS-01』にはありません。

ソフトが違う

ホーム画面のデザインが異なる

ホーム画面のインタフェースデザインに違いがあります。『IS01』は、KDDIがスウェーデンのデザイン会社Ocean Observations社にデザインを委託。『LYNX SH-01B』はシャープがデザインしたものだとのこと。とはいえ、触ってみたところでは好みが分かれるほど大きな違いはなさそうです。

プリインストールされているアプリにも違いがあります。『IS01』にはアプリマーケット『au one マーケット』、ナビゲーションアプリ『au one ナビウォーク』といったキャリア独自のアプリに加えて、ARアプリ『セカイカメラ』を用意しています。『LYNX SH-10B』にはドコモ独自のアプリマーケット『ドコモマーケット』のほか、電子ブックアプリ『millmo Book Player for SH』、ARアプリ『UkiUkiView』をプリインストール。キャリア独自のもの以外は、ユーザーが任意にインストールできることから、アプリの面での大きな違いはなさそうです。

キャリアの対応に違いは?
それでは、それぞれの端末でサービスを運営するキャリアの違いで、利用できるサービスに違いはあるのでしょうか。現状はAndroid OSがいずれもバージョン1.6で、今後OSのアップデートにキャリアごとの対応が異なることも考えられます。その点をシャープブースで聞いてみたところ、「そこはキャリアとの話で、バージョンアップの仕組みを含め未定です。やらなきゃとは考えているのですが」という回答。メーカーの口からはなんとも言えないのでしょう。

そこで、NTTドコモのブースで『LYNX SH-01B』のOSアップデートがあるのかどうか、auと異なる対応になる可能性があるのかを尋ねてみました。説明員によると「OSは端末を出してそのままというわけにはいかない。パソコンと同様にアップデートしていく必要があると考えています」と、OSのアップデートについては可能性がある様子。「市場の動向を見て検討していくので、1.6の次がどのバージョンになるのかは未定です」と、バージョンが2.1になるのか2.2になるのか、はたまた今年中にリリースされるとウワサの3.0へ対応するのかどうかは、現状では分かりませんでした。

キャリアによる対応の違いが出る可能性については、個人的な見解としながらも「ドコモがバージョンを上げればauも上げる、auが上げればドコモも上げると、抜きつ抜かれつになると思います」という回答をもらいました。発売前の売れ行きも不明な段階で、今後のアップデートについてコメントするのは難しいでしょうが、少なくともキャリアによってOSのアップデート対応に差がつくことはなさそうです。

細かい機能の違いはありますが、ほぼ同じ機能で同じサービスが受けられると考えてよさそうな『IS01』と『LYNX SH-01B』。いずれも「@ezweb.ne.jp」や「@docomo.ne.jp」の従来の携帯電話メールアドレスを利用できるようにすると発表しています。ユーザーは現在利用しているキャリアでいずれかの購入を検討して問題ないのではないでしょうか。

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記者:

宮原俊介(編集長) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

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