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稲川淳二ロングインタビュー 伝説『生き人形』までをも引き寄せた映画?!『劇場版 稲川怪談 かたりべ』が公開に

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2014年9月20日、稲川淳二主演映画『劇場版 稲川怪談 かたりべ』(以下『かたりべ』)がついに公開となる。

本作は、稲川氏の怪談をモチーフにしたパチンコ用映像の撮影現場が舞台となっている劇場映画だ。再現ドラマの撮影中に起きた事故のために“お蔵入り”になった映像やメイキング映像を元に構築された作品となっている。

新作映画公開に先立ち、ガジェット通信による稲川氏への単独インタビューが今回実現した。撮影当時の現場の様子や、あの“伝説”と言われる怪談との不可解な関係性について語っていただいた。

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撮影中は「憑かれていた」

―映画『かたりべ』を観ると稲川さんの体調が非常に心配になりました。お体の調子は大丈夫ですか?

稲川さん:いやあ、ボロボロですね……、本当に。(映画のチラシを指して)この中に写っている自分の顔あるじゃないですか、この顔。(写真では鼻の横のところになにか出来ているのを指しつつ)こんなのこんなホクロ、無いんですよ、本当は。ほら。

パンフ

―わわ。本当ですね。

撮影中にできたんですよ。

―えー……。

どういう撮影だったか、っていうと、撮影の間、ワタシ、一日に一食しか食べなかったんですよ。食べれなくって。

夜中のいい時間に終わってホテルに帰るけれども、寝ないと次の日、早くからまた撮影が有りますからね。でももうホテルなんか食事とれる時間じゃないじゃないですか。

―確かに。

でどうなるかというと、コンビニ寄って、そこで(毎回)冷やし中華。冷えてるからほら、温める必要ないから。でもいくら冷やし中華好きでもね……(笑)。

でも、すごく楽しい、いい現場だったんですよ。あの、芝居だとか歌でもそうなんだけど、絶対にテンポってあるじゃないですか。

―はい。

いい芝居って、たとえばゆっくり演っててもやっぱりテンポがあるんですよね、トントントントントントントントントントントントン……同じテンポなんですよ。遅いのでも、早くやっても。

ところが疲れる映画って撮ってる時に解るのが、トントントンが途中でドツン、ドツン、になったりすると、「これ疲れる撮り方してるなー」とかある。だけど、(今回は)あれほど撮ってるのに、そういった疲れが無かったです。

でもやっぱ、祟られてたんだろうな、きっと。体、相当重かったですよ。終わった瞬間は楽ーになりましたもん。

―それこそ「憑き物が落ちたか」のように。

落ちた落ちた、本当に。

記憶が無い写真

―映像の中で、僕が観ていて思ったのは、終盤に向かっていけばいくほど、稲川さんの表情が、どんどんどんどんものすごい鬼気の迫り方になっていて……「アレ?人が変わってる?」っていうような感じになってまして。

あああー……。だからね、自分でよく言うんですよね、話している途中で変わる、って。自分じゃあんまり怪談喋ってても意識無いんですよね、多分きっと憑りついてるんです、多分ね。そんな感じですよね。

―稲川さん以外のモノが、何かが……。

あったかもしれないですね。たまに思うときありますもの、そんなことが(笑)。

肌にね腫れ物が出来たり、肌荒れ起こしましたもんね。それで最後の方ではこんな痩せこけてね……でね、いまここに写ってる写真……(チラシの表紙の写真を見ながら)コレ撮った時、「撮りますよ」って言われた覚えがないんですよ、コレ。

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