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スタジアムでも「パンツァー・フォー!」 『ガールズ&パンツァー』とサッカーJ2水戸ホーリーホックのコラボでイベント実現

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最新OVA『これが本当のアンツィオ戦です!』が2014年7月25日に発売となった『ガールズ&パンツァー』。現在、作品の舞台となっている大洗にほど近いシネプレックス水戸をはじめとする劇場での上映も行われています。
そんな『ガルパン』ですが、サッカーJリーグ・ディビジョン2の水戸ホーリーホックのスポンサーになっており、2014年7月20日にケーズデンキスタジアムでのザスパクサツ群馬戦でイベントを敢行。試合前とハーフタイムに西住みほ役の渕上舞さん、五十鈴華役の尾崎真実さん、秋山優花里役の中上育実さん、アンチョビ役の吉岡麻耶さんが背中にあんこうチームのマークを入れたレプリカユニフォームで登場したトークも行われました。

この日、お膝元でもある大洗町でもイベントを開催していた『ガルパン』。そこで配布されていたポストカードを持参すると、オリジナル缶バッチがプレゼントされるというキャンペーンを実施したほか、キャストのサイン入りユニフォームや『これが本当のアンツィオ戦です!』告知ポスターなどの非売品の抽選権とアイテム5点が入った”ドリームセット”を20000円で販売。すでに『ガルパン』のサイトでも告知がされていたためか、あんこうチームを背にしたレプユニを着用して来場したファンをあちこちで見かけました。

サッカーを生観戦するのは初めてという『ガルパン』声優陣。「一生懸命戦うところは戦車道もサッカーも一緒」(渕上さん)と作品をアピールしつつ、最後は「パンツァー・フォー!」の掛け声。「サッカーは面白いと目覚めてしまいました」(中上さん)と、間近で試合を観る楽しさに気付かされた様子でした。

2000年からJリーグに加盟している水戸ホーリーホック。J2の中でも資金力に乏しく、下位に沈むこともしばしばですが、過去には田中マルクス闘莉王選手(現名古屋)や塩谷司選手(現広島)も所属。現在は3年連続黒字という身の丈に合った経営のもと、ドーハの悲劇を経験した”闘将”柱谷哲二監督態勢が4年目に突入、2002年日韓ワールドカップ・ベルギー戦で劇的なゴールを決めた鈴木隆行選手がプレーしています。

その鈴木選手、スターティングイレブンの発表の際に、尾崎さんが「その一撃はホーリーホックの勝利を決める一撃」とテレビ版第12話の名セリフを混じえたナレーション。すると試合でもPKで2得点を上げる活躍を見せ、2-0の勝利の立役者に。華さんが文字通りの女神になってしまいました。

5776人を動員したスタジアムには、秋山殿のゲーフラを掲げるファンも。

コアなサポーターが集まるエリアにも、「PANZER VOR」と戦車のシルエットが描かれたフラッグが。茨城=戦車の図式はかなり浸透している様子です。

ファンが華のフィギュアを水戸の沼田邦郎社長に寄贈して、実際に『ガルパン』を鑑賞したことをきっかけにはじまったホーリーホックとの関係。バンダイビジュアルの『ガルパン』宣伝担当の廣岡祐次氏は「基本的に僕がサッカーが好きだったから。J2でも運営資金が少ない中で頑張っているクラブを応援したい。判官びいきなんです」といいつつ、「ホーリーホックが大洗町をホームタウンにしているというのが大きかったです」と地域のつながりがあったことを強調します。
一方で、「アニメのファンとサッカーのサポーターは気質が似ている。きっかけさえあればお互いが好きになってもらえるのでは。今年はOVAでしたが、この先には劇場版もあるので、何かしらの形で応援していきたいですね」と今後もホーリーホックと関わりを続けていく意欲を示していました。

ご当地アニメが増える中、地域で活動するスポーツチームとのコラボの成功例になっている『ガルパン』とホーリーホック。動員数やメディアの露出などの相乗効果もあり、他チームが追従する動きも出ている中、次なる展開にも期待したいところです。

ガールズ&パンツァー(GIRLS und PANZER) 公式サイト
http://girls-und-panzer.jp/ [リンク]

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記者:

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

ウェブサイト: http://yaplog.jp/parsleymood/

TwitterID: parsleymood

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