『Windows 7』をネットで購入した人の悲痛の声 「これ本物?」「なぜ上海発送?」「怪しいフォント」
大手ネット通販サイト某マーケットプレイスで『Windows 7』を買った某氏。その人自身のパソコンに『Windows 7(64bit)』を導入しようと新品を購入したようだが、届いたのは何故か中国から。
「怪しいから見て欲しい」と預かったので今回記事にしてみることにした。買った通販サイトや業者は伏せておく。
何故か上海からの発送
さて早速受け取った『Windows 7』を見てみるとまずダンボールが怪しい。何故か中国の上海からの発送となっている。そのマーケットプレイスの業者は日本人だったという。何故中国から出荷に?
疑問に思いダンボールを開け『Windows 7』を取り出してみる。何の変哲も無い『Windows 7』である。ただ単に中国の業者が発送しただけではないだろうか。しかしここから先がとんだ災難だった……。
よく見てみると
よく見てみるとWindowsパッケージの印刷がおかしいことがわかる。日本語がガタガタになっており、製品版とは思え無いクオリティ。またプロダクトキーのシールも本来はキラキラのホログラムのはずなのに、ただのシールとなっている。
マニュアルに至っては劣化カラーコピーされた印刷物。所々白紙ページがあり手抜き具合も素晴らしい。
偽物と確信
確信した。これは偽物と言う奴である。今まで生きてきて、偽物のWindowsというのを初めて見たが、こういうクオリティなのか。中国では当たり前のように売られているだろうが、日本人の目はごまかせない。ましてやまともにインストール出来るかすら怪しい代物。
やっぱりOSはマーケットプレイスやオークションなど個人から購入するのではなく、ちゃんとした業者から購入した方が良さそうである。
もしかして中国版正規Windowsはこのクオリティなのかも……と思ったがよく考えたらこれは日本語版である。やはりコピー製品の可能性が濃厚だ。
ちなみにディスクはDVD-Rで製造された物では無くプレスされた物である。
そこまで模造して売りたいかねえ……。
今後記者はこれをマイクロソフトに報告する。その結果もこの場でお伝えしたい。
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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