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中国と台湾との“サービス貿易協定”を一時撤回! 台湾助かったね

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台湾と中国が昨年調印した“サービス貿易協定”。お互いの一層の市場開放に向けられたものだが、台湾の学生は「台湾が中国に支配される」と立法院を占拠。
占拠された際、台湾当局側は「国家発展のため選択肢はない」とコメントしていた。そもそも何故この“サービス貿易協定”が荒れだしたのか。

騒動のきっかけは?

立法院では、協定の発効に向けての審議が行われていた。しかし与党・国民党の議員が時間切れとして一方的に審議を打ち切り強制採決したのが騒動の発端。この審議の時間はわずか3分。民意を無視した強制採決となった。これが引き金となり3月18日に夜に学生達300人が立法院を占拠したのである。立法院が占拠されたのは歴史的にも初。それくらいこの“サービス貿易協定”が脅威だったのだろう。

“サービス貿易協定”とは?

もちろんそれだけではなく、“サービス貿易協定”そのものにも問題がある。お互いのサービス貿易の制限を解除して市場を相互に解放しようというものなのだが、台湾に不利な条項ばかりが目立つのである。
これが4月8日に承認されてしまえば、どうなるのか? 中国側はお金を払い台湾に3年間の移住が可能でビザの更新も無制限となっている。一方台湾側が中国に移住する際は株式の51%を中国政府に渡さなければいけないとなっている。これにより台湾の中小企業が中国資本に潰されてしまうのではと懸念しているのだ。
それだけでなく「台湾が中国になってしまうのでは」、「言論統制も行われるのでは」という不安材料もある。

撤回に

そんな“サービス貿易協定”だが、24日の審議では中国側との協定締結に、改めて審議することにすると決めたようだ。いわば一時撤回である。
しかしこの強行とも言える採決のとり方には何か裏がありそうである。新たに審議をやりなおしても民衆が納得いくかどうか。
もしも日本が同じ脅威に陥ったら国会議事堂に乗り込む人はいかほど?

台湾立法院(国会)を学生らが占拠 生中継

※画像はニコニコ動画より引用。

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

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