『沈まぬ太陽』で思い出す日航機墜落事故「命拾いした明石家さんま」

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すべてフィクションとして作られた映画『沈まぬ太陽』(出演: 渡辺謙、三浦友和、松雪泰子ほか)。日本を代表する航空会社・国民航空の社員を通し、航空機墜落事故や社内における利権問題を浮き彫りにしていく映画で、3時間以上の上映時間がありながら、まったく長さを感じさせないリアルな物語となっている。

映画『沈まぬ太陽』を観た人たちは、少なからず実際に起こった日本航空123便墜落事故(1985年8月12日に発生)を連想するはずだ。520名が亡くなった非常に衝撃的な墜落事故であり、亡くなった方はもちろんのこと、遺族の心境を考えると心が痛む事故である。「フィクションです」という文が劇中に表示されるが、日本航空123便墜落事故はどうしても連想してしまう痛ましい事故といえよう。

そんな日本航空123便墜落事故だが、実はタレントの明石家さんまさんが123便に搭乗する予定だったというのをご存知だろうか? 123便には数人のタレントが乗っており、命を落としている。明石家さんまさんも123便に乗る予定だったのだが、とある番組の撮影がキャンセルとなり、普段よりも早い便に乗り、123便に乗らなかったのである。

撮影がキャンセルになった番組は『オレたちひょうきん族』で、123便に乗る予定だったが撮影キャンセルで時間が余ったため、1便早い飛行機に乗って移動したのだ。それ以来、明石家さんまさんは国内では飛行機に乗らず、新幹線を使うようになったという(事故を知ってかなり落ち込んだという話もある)。

テレビで観る明石家さんまさんは非常にユニークで軽快なトークとパフォーマンスで視聴者を楽しませてくれるが、もしかすると、誰にもわかりえない気持ちを抱えつつ、今を生きているのかもしれない。ちなみに、日本航空はこの映画のあらゆる点に関して強く批判している。

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