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ドイツのゲームショップに突撃取材! やっぱりXbox360が最強なの?

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以前、編集部がスウェーデンのゲームショウ『ドリームハック』の取材をした際にスウェーデン人のゲーマーが言っていた「PS3はXbox360に勝てない」という言葉。これは、日本では苦戦しているXbox360が、ヨーロッパでは値下げしたPS3よりも優勢になっていることを意味する発言だった。もともとXbox360は欧米で人気だったため、PS3の値下げの効果が薄いことも意味している。しかし、PS3にクオリティの高いゲームがたくさんあるのも事実。値下げしてソフトも多くあるのに、不人気とは思えない。ということで、実際にヨーロッパのゲームショップに正式に取材を申し込み、ゲーム業界の流れを聞いてみることにしたぞ!

ガジェット通信の記者がやってきたのは、ドイツ・リューベックのゲームショップ『Mc MEDIA』。「ゲームは古くなっても持ち味は消えないからね。ウチはレトロゲームも売ってるんだよ」と語るのは、取材を快諾してくださった『Mc MEDIA』の店長さん。店内を見回してみると、ニンテンドウ64やゲームボーイアドバンス、スーパーファミコン、ファミコンなど、多数の中古ゲームが売られていた。

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ビックリしたのは、日本の家電量販店のようにワゴンコーナーがあったこと! ワゴンコーナーにあるゲーム。すなわち、叩き売り状態のゲームということになるのだが、なんと、ワゴンコーナーにあったゲームの80パーセントがXboxのゲームなのである(残り20パーセントはPS1のゲーム)! ワゴンコーナーにあるということは、Xboxシリーズは人気がないのでは……!?

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しかもこのワゴンコーナー、全部5ユーロだ(日本円で約640円)! 叩き売りというか、捨てるのも面倒で置いているだけのような……。店長によると「いやいや、Xboxがつまらないわけじゃない。Xboxはハードもソフトも買う人が多かったから買取も多くて、どうしても売れ残りが出ちゃうんだよ」とのこと。つまり、このワゴンで売られているソフトのほとんどが中古ゲームということだ。なるほど納得である。

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店長が「あまりやらないんだけどね」と言いつつ見せてくれたのが、PS3版の『ベヨネッタ』である。「あまりやらないんだけどね」とは、「あまり輸入したゲームは売らないんだけどね」という意味。どうやらこの『ベヨネッタ』、新品を日本から輸入して仕入れたらしい。どおりで、価格が異常に高いと思った(84.99ユーロ、つまり約11,000円で売られている)。売れ行きに関しては「売れない」とのこと。日本では大人気なのに……。ちなみに欧米での発売はまだである。高額なのも理由としてあるだろうが、やはり日本語のゲームでは不安なのだろう(ベヨネッタの声優は英語だが)。

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取材は店舗を眺めるだけでは終わらない。そう、聞かなくてはならないことがある。「ヨーロッパではXBox360の独壇場なのですか?」と。もしそれが事実ならば、スウェーデン人のゲーマーが言っていたことが嘘ではないことになる。店長が言うには「Xbox360はヨーロッパのゲーム好き全員に流通してしまっているハードなんだ。たとえ今からXbox360よりも優れたハードが出現し、Xbox360よりも優れたゲームソフトが出たとしても、Xbox360に勝てはしないだろう。PS3の値下げは遅すぎた」とのこと。

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どうやら、本当にXbox360の独壇場のようである。ただ「PS3やWiiが売れないわけじゃないよ。Xbox360がゲームのスタンダードなだけだからね」とも語っていたので、PS3やWiiの「人気がない」というわけではなそさうだ。客層に関して聞いたところ、20代の男性が多く、あとは子どもたちにプレゼントをするという親の世代が多いという。

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今回取材に応じてくれたゲームショップ『Mc MEDIA』は、リューベックの中心部にあり、バッハが通ったといわれている聖マリアン教会にほど近い、エロス博物館の通りにある。リューベックに行くことがあれば、ぜひとも足を運んでみて欲しい。最後に、フランクフルト1本とビール1杯でドイツ語の通訳を引き受けてくださったハンブルグ音楽大学の日本人学生Xさんに感謝したい。

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