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山本一太・内閣府特命担当大臣定例会見「クールジャパンも知財戦略の一部」(2013年4月19日)

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2013年4月19日、中央合同庁舎第4号館で開かれた山本一太内閣府特命担当大臣の記者会見に出席できました。IT政策担当のほか、知的財産戦略の推進等に関する事務の担当でもある山本大臣に、知財戦略本部とクールジャパン推進会議の関連について質問することができましたので、抜粋して紹介します。

知財戦略本部・クールジャパン推進会議関連の質疑応答(抜粋)

――知財戦略本部関連でお伺いいたします。知的財産政策ビジョンがまとめられている最中で、著作権からコンテンツ振興まで多岐にわたる内容になっているかと思います。一方でクールジャパン推進会議も進められていますが、かなり議論が重なる部分も多いかと思います。外から見ていてどのような意思決定のプロセスになっているとかちょっと見えづらい部分がありますので、知財戦略本部とクールジャパン推進会議の政府内の位置づけについて、大臣の方から改めて教えて頂ければと思います。

山本大臣:そこはですね、いろいろな見方があると思いますが、私の見方を言いますと、クールジャパンもいわゆる知財戦略の一部だと思うんですよ。でもクールジャパンをある意味でいうと特出しで切り出したということですね。ここはものすごくいろいろな意味で戦略として重点的に議論する価値があるということで切り出して、それを稲田大臣に担当して頂いているということだと思うんです。
実は前政権の時の組織図を見たんですけれど、申し訳ないんですけれど、前政権を批判するつもりはないんですけれど、どうもよく関係が分からない状況になっていたので、ちょっとその組織自体とは切り離した形になっているんですけれども。そこはおっしゃられたことも踏まえまして、クールジャパン担当の稲田大臣と、知財担当の特命担当大臣の私で、もう少しちょっと連携のメカニズムを作ろうというふうに思っています。
でもクールジャパンはクールジャパンでしっかりと稲田大臣にまとめてもらいたいと思いますし、経産省の予算ですけれどクールジャパン推進のためのファンドができましたよね。これはすごく私も応援していますし、経産大臣にはしっかりやってもらいたいと思っています。
今おっしゃった位置づけの話は少し実は議論のあるところで、まさに今のお話を踏まえてちょっとどうゆう意味で連携していくのか考えたいと思っています。

――17日にコンテンツ強化専門調査会が開催されたと思うのですけれど、こちらでもかなりの議論があったかと思いますが、委員の方からクリエイター振興についても触れられていると思います。これが政策ビジョンの方に盛り込まれて、どのように振興策、あとは予算案というところまで、政策としてどのように盛り込まれるのかにもお伺いしたいと思います。

山本大臣:そこら辺は委員の中でいろいろと議論して頂いて、要はITビジョンを起草する会議がありますから。そこにどうやって盛り込まれるのかということは、少し有識者の議論をやって頂いて、方向性を決めていけばいいんじゃないのか、と思っております。

「いろいろな戦略本部があるが、ほとんど私が担当」(山本大臣)

会見では、山本大臣自らによるオープンデータ活用の取り組みのプレゼンテーションを実施。記者からは、科学技術政策から沖縄、領土関連まで幅広い分野に関しての質問が飛んでいました。「いろいろな戦略本部があるが、IT・宇宙・知財・海洋、実はほとんどが私が担当なんですよ」という山本大臣にとって、縦割りになりがちな各省庁間の連携させる役目も大きい様子で、「それぞれの本部で横串を差す任務がある」と述べていました。「政治家はできることから実現していかなければいけない。それの一つが予算権であり、政策決定プロセスに最初から深く入り込む流れ」という中、知財やITといった分野がどれだけ優先順位の高い位置づけになっていくのか、注目されます。

山本一太内閣府特命担当大臣 閣議後記者会見(4月19日)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv134430208

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記者:

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

ウェブサイト: http://yaplog.jp/parsleymood/

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