江ノ電を救ったヒロイン Twitterで無事見つかる
SNSの中でもユーザーの多い『Twitter』。一部で“バカ発見器”の異名を持つ『Twitter』だが、今回はバカではなく人命を救ったヒロインを見つけ出すのに役立った。
2013年元日、江ノ島電鉄極楽寺駅そばでがけ崩れが起きた(http://www.asahi.com/national/update/0101/TKY201301010256.html)。土砂はホーム近くの線路にのしかかり、すぐそこまで電車が迫る危険な事態だった。間一髪! と思った瞬間、誰かがホームの緊急停止ボタンを押した。結果、電車は土砂寸前でストップし、乗客乗員は全員無事だった。『Twitter』ではこの一部始終を写真付きツイートとしてアップする人が続出した。
その後、江ノ島電鉄は「江ノ島電鉄が元旦に土砂崩落を発見し極楽寺駅にて非常停止ボタンを押された方を探しております」というお知らせを掲載した。一歩間違えばお正月から大惨事だっただけに、ボタンを押してくれた人を表彰しお礼を言いたいというのだ。この情報が『Twitter』で拡散され、一件のツイートが掲載された『NAVERまとめ』が話題に(http://matome.naver.jp/odai/2135762448319542301)。ついにボタンを押した本人にも話が伝わり、それならと名乗り出ることになったという。
ボタンを押した人は鎌倉市内在住の女性で、1月18日、江ノ島電鉄本社で社長から感謝状を受け取ったとのこと。何かとがっかりなツイートが多い中、多くの人が気軽にツイートできる良さや情報を拡散する力など、『Twitter』本来の力が発揮されたイイ話となった。
(画像はNAVERまとめから引用-http://matome.naver.jp/odai/2135762448319542301)
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。