話題のメンタリストが教える「ウソの見破り方」
「笑っていいとも!」の4月の月間レギュラーに抜擢され、すっかりお馴染みとなった、メンタリストのDaiGoさん。「いいとも!」以外のメディア露出も増え、今ではテレビで目にしない日はないほど。
ほとんど手を触れずにフォークを曲げたり、初対面の人の血液型を当てたりと、思わず目を見張るようなパフォーマンスで人気を博しています。
しかし、DaiGoさんはマジシャンではありません。では、彼が自称する「メンタリスト」とは一体なんなのでしょうか。
DaiGoさんの著書『人の心を自由に操る技術 ザ・メンタリズム』(扶桑社/刊)を読むと「メンタリズム」は超能力でも手品でもなく、むしろそれらの対極にあることがわかります。
仕掛けや仕組みを使うのではなく、運動力学や催眠、暗示など様々な要素をおりまぜて、常識では考えられないようなパフォーマンスを見せるのがメンタリズムであり、メンタリストなのです。
そして、メンタリズムの主要な構成要素となっているのが「心理学」や「読心術」。
今回は本書のなかから、メンタリズムの心理テクニックを使ったウソの見破り方を紹介します。
■アイコンタクトの長さ
どんな人でも、嘘をつくときは後ろめたいものです。その気持ちが人を“いつもと違う行動”へと走らせます。
普段と比べて目を合わせる時間が短かったり、逆に不自然に長かったりした場合、その人はウソをついているかもしれません。
“目線”はウソを見破るためのチェックポイントの一つです。
■腕組み・足組
腕を組んだり、足を組んだりするのは、拒絶や防御のメッセージ。
特に腕を組むのは「脅かされている」という感覚が生み出す自己防御の反応なのだそうです。ウソを問い詰めている時に相手がこの反応を示したら、要注意ですね。
■過度なセルフタッチ
口の動きが見えないように口や鼻を触ったり、視線をずらすために目をこすったりなど、顔のあちこちを触るのも不安の表れです。
ただ、リラックスしている時に顔を触る人もいます。その場合は、一カ所を触ったまま動かない傾向が強いので注意が必要です。
■文脈が乱れる
イエス・ノーで答えられる質問なのに、イエス・ノーで答えない、といった会話の文脈が乱れることも、ウソをついている人の特徴です。
たとえば、質問に対して質問で答えるなどといったケースでは、相手がウソをついている可能性があります。
■言動の不一致
口では肯定的なことを言っているのに、首を横に振っていたり、「浮気なんてするわけないじゃないか!」といいながらも腰が引けていたりといったセリフと体の動きの不一致もウソのサイン。体の動きは思っている以上に心の動きが出てしまいます。
本書にはこの他にも、「自分の要求を通しやすくする方法」、「相手との親密性を高める方法」など、メンタリズムを構成する心理テクニックの数々が紹介されています。
人の心を操る、というとあまりいい印象がないかもしれませんが、こういった心理術のテクニックは身につけておくと思わぬところで役立つことがあります。
ビジネスでもプライベートでも、ここぞという時のために本書のテクニックを学んでみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
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