島根県 宍道湖にそって行く一畑電車へ 自転車といっしょに旅する“しまね湖畔旅” 心地よい揺れと水面の風を感じて非日常の時間空間をゆっくりとガタンゴトンサイクリング
島根県の“心の水面” 宍道湖(しんじこ)を、全身で体感する自転車散歩へ―――。
自転車散歩といっても、電車も乗る。しかも、あの名画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の舞台、一畑電車に乗って、ガタンゴトン。
宍道湖のまわりには、湖南に山陰線が、湖北に一畑電車 北松江線が走っていて、自転車旅におすすめなのは、一畑電車!
一畑電車はいま、自転車をいっしょに載せて旅できる!

北松江線と大社線をもつ一畑電車はいま、自転車をいっしょに載せて旅できる!
だから、松江しんじ湖温泉駅のちかくにあるレンタサイクルを検索してみると……あるある↓↓↓
https://www.kankou-shimane.com/cycling/rentacycle/
湖畔を走るジョガーと「こんにちは」 いま最高だわ

で、さっそくチャリを借りて、宍道湖まで走ってみる。
この時点でめっちゃ気持ちいい!!
宍道湖の風にあたりながらサイクリング、湖畔を走るジョガーと「こんにちは」。いま最高だわ。
みたことない一畑電車の信号や、ガーダー橋も

せっかく自転車に乗ってるんだからってことで、松江しんじ湖温泉駅のまわりを走ってみると……。
みたことない一畑電車の信号や、ガーダー橋も間近にみえたり。駅のまわりを自由に走れるのもレンタサイクルのおかげ。
心地よい揺れ、おだやかな宍道湖の水面、その先は……

でいよいよ一畑電車フリー乗車券(1600円)を手に入れて、自転車といっしょに電車に乗り込む。
自転車を載せてくれたのは、もと東急1000系の一畑1000系。
車内には自転車を置くスペースがあって、ゴムで自転車を固定できるようになってる。
心地よい揺れ、おだやかな宍道湖の水面……最高。
湖岸+沿岸道+線路の3セット絶景

松江しんじ湖温泉駅を出発した一畑1000系は、すぐに宍道湖沿いを行く。
左車窓には宍道湖と国道431号を行くクルマたち。
同じ方向にクルマを走らせる運転手や助手席の表情もみえたりして、「あーいいなーっ」って思うwww
これ、湖岸+沿岸道+線路の3セット絶景の鉄道車窓あるある。
右車窓には、島根半島の山々や佐陀川(さだがわ)のおだやかな川面。
一畑寺(いちばたじ)へ、それとも…

車内は観光客が半分、地元客が半分という感じ。
女子旅2人組が松江フォーゲルパークで下車するのをみて、なつかしい有人改札“銀箱”に手を振って、電車はふたたび豪快に揺れながら加速し始める。
このあと、一畑電車のルーツで参詣輸送の目的地、一畑寺(いちばたじ)への最寄り駅、一畑口駅で降りてみることに。
そのルーツを知るべく一畑寺へ―――じゃなくて、山側とは逆の宍道湖側にある湖畔居酒屋に行ってみよっか!
◆しまね観光ナビ
https://www.kankou-shimane.com/

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