新人俳優・阪本一樹“ふんどし姿”披露への道! 3人の識者に「カッコいい男とは」について聞いてみた
2人の男子高校生がそれぞれの思いを抱えて旅に出る高校生活最後の夏休みを描いた青春ロードムービー『サイモン&タダタカシ』が3月24日より公開となります。
【ストーリー】工業高校3年生。 卒業後は大学に進学するサイモンと、実家の工場を継ぐ親友のタダタカシ。男だらけの生活に焦ったタダは、 サイモンと共に”運命の女”を探すための旅に出る。ギター片手に全力で突き進むタダに対し、秘めた想いを伝えられないサイモン。 夜空に流れ星が降った日、 それぞれの想いを抱えた旅は、予測できない結末へと進みだす。
本作で、須賀健太さんと共に主演を務めるのは、第28回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでフォトジェニック賞を受賞し、本作が映画初出演でもある阪本一樹(さかもといつき)さん。親友に想いを寄せるサイモンという難しい役柄をみずみずしく演じています。
そんな、阪本さんが、3月24日の初日舞台挨拶にて”ふんどし姿”を披露することを宣言。「華奢な体なので鍛えたい」と話し、ふんどし姿が似合う体になるため日々トレーニングに挑んでいます。そして、さらにカッコいいふんどし姿を目指すべく、3人のカッコいい男を直撃! 阪本さんが真剣に質問をぶつけたのでその様子を密着レポートします。
【その壱、ふんどしを知る】日本ふんどし協会会長 中川ケイジさんを直撃!
ふんどし姿披露の為に、まずはふんどしの事を知ろう! ということで、「日本ふんどし協会」の会長を務める、中川ケイジさんにお話を聞きます。日本古来の文化であるふんどしの普及、人々のふんどしに対する理解と関心を高めることを目的として活動している日本ふんどし協会。我々が思っているふんどしのイメージを覆す、中川さんのお言葉に阪本さんもビックリ!
阪本:まず、中川さんが「日本ふんどし協会」を立ち上げるにいたった経緯を教えてください。
中川:僕はこの協会を始めるまでダメリーマンだったんですが、2011年の震災をきっかけにうつ病になってしまって。その時に仕事をしていたとある企業の社長さんに「ふんどしをしてから元気になった」と言われ、実際にデニムを脱いで見せられてたんです。衝撃的だしゲラゲラ笑っていたんですけど、「血の巡りが良くなって、本当に全然違うんだよ。騙されたと思って寝る時だけでも試してほしい」と真剣に言われたんです。それで、実際に寝る時だけ試してみたら、3日目の朝に普通のパンツを履いた時にすごく息苦しさを感じたんです。それで、ふんどしの凄さを実感したんですけど、ふんどしってお店に売ってないし、赤と白だけだし、もっとオシャレな物が出来てもいいのにな、と思い、協会を立ち上げました。
阪本:やっぱり、僕もふんどしは赤と白のイメージが強いです。
中川:それにお尻が出ているねじりハチマキみたいなタイプの物ですよね。江戸時代はふんどし一丁で仕事をするのが粋だったのですが、東京オリンピック以降「下着で出歩くのはダメ」と政府が箝口令を出して、無くなりました。僕が普段つけているのは、「越中ふんどし」というものと、「もっこふんどし」と呼ばれている2種類です。今日は阪本さんに「越中ふんどし」をプレゼントに持ってきました。
阪本:ありがとうございます! これがふんどしなんですね! デザインが可愛くてオシャレでびっくりです。
中川:つけ方も、ひもをエプロンの様に結んで下半身を包むだけなので、お尻も出ませんし、簡単です。
阪本:すごい。ふんどしは身につけるのも大変そうだとイメージしてましたがで、これだったら簡単に出来ますね。中川さんはどんな時にふんどしをつけているのですか?
中川:毎日です。ふんどしが良いなと思ってからは、家にあるパンツ全部捨てたんですよ。
阪本:毎日ですか!
中川:ゴムを使っていないので、洗濯しても劣化しないですし、洗えば洗うほど柔らかくて肌になじむのでそれも魅力の一つです。ブランドは15ブランドくらいあって、「SHAREFUN®(しゃれふん)」だけでもデザインが30、40種類くらいあります。ステテコがオシャレになったように、ふんどしもきっとオシャレに出来るんですよね。最初から僕の様に毎日つけるのは大変かもしれないから、夜寝る前だけまずははじめてみると、良いと思います。
阪本:確かにこうして実物を見ると、すごくオシャレですし、付け方も簡単ですね。僕も今夜寝る前からはじめてみます。
中川:オンとオフの切り替えにもなりますから、忙しい人には特にオススメですよ。兄弟、友達、家族と一緒にネタとしてはじめてみるのも良いと思います。
阪本:勉強になりました、ありがとうございます!
一般社団法人日本ふんどし協会 中川会長
http://www.japan-fundoshi.com [リンク]
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