【創業1970年】ミシュランに認められた真っ赤なラーメンを食べる

タイの首都バンコクは、言うまでもなくグルメな街ですが、なにより凄い点は、そこらじゅうにミシュラン獲得の食堂があることです。たとえば、ショッピングセンターのフードコートに複数のミシュラン獲得店がテナントとして入っていることもあります。

多くの人たちが訪れて真っ赤なラーメンを食べる

たとえば「ナイウアン / Nai Ouan」(991 Rama I Rd, Pathum Wan, Bangkok 10330, Thailand)もそのひとつ。ここは真っ赤なラーメンがミシュランに認められ、連日連夜、多くの人たちが訪れて真っ赤なラーメンを食べています。

正式名称は「イェンターフォー」

ナイウアンでミシュランを獲得したラーメンの正式名称は「イェンターフォー」(Yentafo)。タイで親しまれている伝統的な料理です。タイラーメンのひとつといえます。

スープが真っ赤な理由は、豆腐を発酵させて作られた紅腐乳によるもの。スープはそこに砂糖、酢、ニンニク、豆板醤などをくわえて作りますが、その内容は店によって違いがあるため、ナイウアン独自のレシピがあるものと思われます。

魚介の薫りが漂う

具は豚の血、つみれ、空心菜、お揚げなど。そこにサクサクなスナックが添えられています。薫りは、かなり、すっぱい爽やかさを感じます。それと魚介の薫りも漂ってきます。なかなか個性的な印象。

スープが赤すぎて麺も赤く染まる

さっそく食べてみます。筆者はスナックをパリパリと割って丼に入れてから食べました。麺は米粉から作られたセンヤイ。まずはその麺をサルベージ。おおっ! かなり赤い。麺が深紅に染まっています! スープが赤すぎて、麺をも赤く染めてしまったようです。

好きな人はとことんハマりそうな味

その味は……。ひゃー! かなり、とてつもなく、凄まじく、発酵臭といいますか、魚介臭といいますか、強烈な薫りが嗅覚を包みます。徹底的に発酵させたタイラーメン、といった感じです。これは人を選ぶ味かもしれません。しかし、好きな人はとことんハマりそうな味だとも思いました。

体験として食べてみる価値はあり

酸味、発酵臭、魚介臭、あまりにもインパクトが強いナイオムのイェンターフォーでした。ミシュランが認めた味ですから、きっと、この味はインターナショナルなはず。体験として食べてみる価値はありますよ! ごちそうさまでした!

ちなみに、同じフードコートには、ミシュランに認められた蟹オムライスの名店「ヒアハイ サイアムパラゴン店」(991 Rama I Rd, Pathum Wan, Bangkok 10330, Thailand)もあります。ここも大人気ですよ!

<お店の情報>
店名: ナイウアン サイアムパラゴン店 / Nai Ouan Siam Paragon
住所: 991 Rama I Rd, Pathum Wan, Bangkok 10330, Thailand

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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