【実録漫画!】丸野裕行の激ヤバ裏社会~突然、逮捕されたらどうする(3)

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お待たせしました新企画第3回!

どうも、41歳にもなってエスパーになれないか本気で考えているバカで~す!

キャバ嬢も花嫁修業をしはじめると評判の実録漫画『丸野裕行の激ヤバ裏社会』!

今回は、突然身に覚えのない罪状で留置場に収監された体験記を綴ります!

世の中のタマキンの裏側を覗くような世界観をお楽しみください! 文章もイラストも100%マルノ印!

それではどうぞ!

※第2回はこちら[リンク]
※こちらはイラスト記事となっております。すべての画像が表示されない場合はこちらからどうぞ

とにかくヒマな時間はダベっているだけ

まずいパンをかじりながら話すのは、自分の罪状のことと、今日“取り調べ場あるかどうか”のことばかり。だって、取り調べがなければ、この房から一歩も外へ出ることもないし、特定の人間とおんなじ話を繰り返すだけ。

本だってすぐに読んでしまうので、ぼぉ~っと過ごすしかない。

運動の時間には外に出て、煙草を2本ほど吸うことができるが、看守に睨まれながらの煙草はうまくはないという。

ここで聞けたのは、重盛さんの「シャブは苦い」という話だけ。あとは、やってるやつは、体から汗になって甘酸っぱいニオイがしてくるとのことだった。

ふ~ん。

哀しい気分でジョーク

そんなこんなで、朝食の時間を終えたのだが、ちょっと気にかかることがあった。
実はこの逮捕された次の日は、前妻との息子の運動会を観に行く日だったのだ。

天気は快晴。なのに、父は檻の中。神様のイタズラってやつか…。

そんな父としての哀愁漂う表情で外を眺めていると、あることに気がつく

おいおい!そんな風になっているの?!

マッ、マヂか!

これで、息子の運動会のことなんて頭の中からなくなってしまった。

それからは、、私には関係ないが、先輩方には朝食後のお愉しみというものが待ち構えている。

檻の中最大の楽しみ

これは、交流延長が認められない48時間以内に釈放される人間にはない魅惑の時間!
※逮捕時に勾留して取り調べる必要のない場合は、48時間で釈放となる

留置所最大拘留23日間の者のみが体験できるお買い物の時間だ!

それが、“自弁”ショッピングタイム!
お菓子や日用雑貨、食品、肌着などのアパレル関連のお買い物までできてしまう!

購入リスト詳細

≪自弁として購入できるものリストと価格≫※変動している場合アリ
・菓子パン(アンパン、クリームパンなど) 180円
・お菓子(袋菓子、キャラメルコーン、ポリンキー、ポテチ) 210円
・ジュース(コーラ、ファンタ、三ツ矢サイダー、バヤリースオレンジなど) 170円
・アイスクリーム 220円 
・ココア 160円
・かりんとう 260円
・甘納豆 280円
・チョコレート(オレオ、ポッキー、アーモンドチョコレート) 280円
・コーヒー 150円
・果物(バナナ、リンゴ、みかんなど) 150円~280円 
・らっきょう 124円
・タバコ(銘柄限定) 適正価格※一昨年から全面禁煙
・雑誌(週刊新潮、サンデー毎日、週刊文春、フライデーなど) 適正価格
・シャンプー 590円
・リップクリーム 230円
・綿棒 190円
・ニベア 698円
・文房具(大学ノート、便箋、レポート用紙、切手、封筒) 180円
・靴下 450円
・パッチ 1280円
・ブリーフ 500円
・オレンジマーマレードなどのジャム類小袋 25円

なんと、出前まで!

さらには、出前まで取れてしまうというので、

留置場で支給されるマズい官弁(朝・昼・晩の3食のお弁当)
プラスで美味い物を食べることができる!

とにかくそれぞれの留置場によって違うが、店屋物が取れる箇所が多ければ多いほど、美食三昧だ!

その種類は、多岐にわたり、まさに檻の中のグルメ天国なのだ。

to be continued…

次回第4回は「粗末な官弁と変な取り調べ」です!
※第4回はこちら[リンク]

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(執筆者: 丸野裕行) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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