宮本茂氏が語るマリオの裏話 ヒゲがある理由やマリオという名前になったワケ

『Nintendo Switch』向けとして10月27日に『スーパーマリオ オデッセイ』 の発売が予定されてます。『スーパーマリオ』シリーズ初となるボーカル曲『Jump Up, Super Star!』を使ったTVCMも好評を博しており、今から発売を楽しみにしている人もかなりの数になってきそうです。

スーパーマリオ オデッセイ ミュージカル Jump Up, Super Star!(YouTube)
https://youtu.be/LQkwmLgU-RM

そんな任天堂を代表するゲームキャラクターのマリオですが、最初に登場したのは1981年発売のアーケードゲーム『ドンキーコング』です。誕生してからすでに36年の月日が経っていますが、いまだに世界中の人々に愛されているキャラクターです。

『スーパーマリオ』シリーズ最新作の発売を前に、CNN傘下の動画メディア『Great Big Story(グレート・ビッグ・ストーリー)』が、マリオの生みの親である任天堂の宮本茂氏が語るマリオ誕生の裏話に関する動画を公開しています。

How Mario Got His Mustache (and His Name!)(YouTube)
https://youtu.be/v9ERab8P6Io

動画のタイトルは「どうやってマリオにヒゲが生えたか(名前の由来も)」。

ドット絵という制約がある中から、「鼻があるってわかるためにはヒゲをつけよう」「髪の毛複雑なので帽子つけよう」ということでヒゲと帽子があるデザインに落着いたとのこと。日本人は制約や規制がある中から何かを生み出すのが得意ですが、マリオもそうだったんですね。

マリオの名前は当初、「ビデオゲームなんでMr. Video(ミスター・ビデオ)」だったそうです。アメリカで販売するためのドンキーコングの筐体をシアトルの倉庫に置いていて、その「倉庫の管理人のおじさんがマリオさんていうヒゲを生やしたおじさん(マリオ・セガール氏)」にちなんでマリオと命名されたそうです。写真はそのマリオ・セガール氏のもの。

マリオの双子の弟、ルイージは「マリオの次に有名なイタリアの名前」がルイージだったから。日本語で「類似」にもなることは偶然気付いたことだったようです。

宮本氏は、任天堂の元社長、故・岩田聡氏とのインタビューでも「オーバーオールを着ている理由」などの裏話を語っています。

社長が訊く『New スーパーマリオブラザーズ Wii』
https://www.nintendo.co.jp/wii/interview/smnj/vol1/index2.htmlリンク

ドット絵から産まれて、ファミコンというハードに乗って世界中の人々を楽しませてきたマリオ。いまや3D、VR、テーマパークの世界にまで進出しています。デジタル世界では加齢による衰えはないでしょうから、マリオがこれからどういう変化や進化を遂げていくのかも楽しみです。

※画像:『YouTube』から引用
https://www.youtube.com/watch?v=v9ERab8P6Io

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