そのまま食用可能!インドネシアの企業が開発する包装紙「Bioplastics」が地球に優しい

世界中から海に流れ出るプラスチックは、毎年1300万トンにも及ぶという。このゴミ問題は、海底のヘドロ化、海洋生物のゴミの誤飲・誤食など、海洋の生態系にも深刻な被害を及ぼしている。

・インドネシア発の社会的企業

この問題を解決するべく、インドネシアに本拠を置く社会的企業「EVOWARE」が開発するのは、環境に無害なその名も「Bioplastics(バイオプラスチック)」だ。パンやサンドイッチ、ハンバーガーなどの包み紙、コーヒーバッグ、調味料用の小袋など、さまざまな用途が想定されている。

バイオ由来のため捨てても環境に影響はないが、この商品の素晴らしいところは、原料は海藻のため、そのまま食べることもできてしまう点。食物繊維やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、それ自体栄養価の高いものだが、無味無臭のため、メイン料理の味覚に影響は及ぼさないのでその点はご安心を。

・ハラル認証済


ハラル認証済のため、イスラム教徒も問題なく使用できる。品質は、冷暗所に保存しておけば購入後2年間は維持されるとのこと。また、購入者のニーズに応じて、サイズやカラーの変更、企業ロゴのプリントなど、柔軟に対応してくれる。

地球の環境に優しく、インドネシアの良心的な海藻業者をもエンパワーメントする一石二鳥のこの商品。ぜひ自社のブランディングにも取り入れてみてはいかがだろうか。

Bioplastics

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Techable

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