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ガジェ通日誌「エイプリルフール大賞」「ネットニュースサイトVSマスコミ『一方的な報道をされてくやしくないんですかっ!』いや、やってんの君らだし…」

ろくろを回している方が取材に来た記者

エイプリルフール大賞

ネットエイプリルフール、今年の最優秀サイトは「ファミコン版 Google マップ 8 ビット」でした。Googleさん、スクウェア・エニックスさん、おめでとうございます。

エイプリルフールサイトの管理は例年個人的にやっていたんですが、規模が大きくなって泣きそうになってきたため、今年はガジェット通信スタッフにも手伝ってもらいました。

2012年エイプリルフールまとめ
http://getnews.jp/archives/179856 [リンク]
今年のエイプリルフール優秀賞発表!
http://getnews.jp/archives/180653 [リンク]

ニュースサイトVSマスコミ「一方的な報道をされてくやしくないんですかっ!」いや、やってんの君らだし……

というわけで、2ちゃんねる捜査関連で悪の巣窟みたく報道され、連日マスコミの記者がやってくるようになってしまったガジェ通編集部。冒頭の写真、ろくろを回している方がガジェ通編集部に来たマスコミ記者です。こんな感じで次々とやってきて、いろんなことを言い残して去っていきます。例えばこんな感じ。

フジテレビ記者「現在、一方的な報道なので、御社の見解を!」

時事通信記者「一方的な情報で記事にするのはフェアではないので深水氏のコメントが欲しい」

TBS社会部記者「現在、一方的な報道なので、表現の自由などについても疑問を感じるため、お話を伺えれば」

ここんとこ各社だいたいこのパターン。別に頼んでもないのに報道してるのはマスコミの方なんだから「一方的な報道だからコメントしろ」ってのはまったく意味がわからない理屈なんですけど。ていうか各社まったく同じテンプレみたいな質問内容なんだけど、なんなんですかね? こうやって呼びかけて釣られて答える人が多いんでしょうか。

これまで個人や一企業の情報発信手段は限られてましたけど、今はブログやらツイッターやらで簡単に情報発信できるわけですから、マスコミに情報を渡してテキトーに加工されて面白おかしくゴシップ商売のタネにされるより、自分で管理してネット経由で情報発信した方がよいに決まっています。そういう意味でもマスコミの役割や使命は既に終わっていると言えます。実際どれぐらいの人が本当に読んでるのか数字も出てこない新聞なんかよりネットの方が情報拡散力、世論喚起力がある時代になってきているんですから、わざわざマスコミにネタを提供する意味がわかりません。

というわけで全国津々浦々のニュースになる情報をお持ちの皆さん、マスコミに情報を渡してもなんの得にもならないばかりか変に被害を受ける可能性があります。日本でジャーナリストを名乗っている人や団体の中には、“情報詐欺師”みたいな人がウヨウヨしています。彼らに大事な情報を渡さないようにしましょう。情報発信はネットを使って自分でおこなうか、信頼できる出版社に持ち込んで書籍化して印税をもらいましょう。個人からの情報発信が不安な場合は良識あるニュースサイト「ガジェット通信」までご連絡を。いい出版社も紹介しますよ。

ガジェット通信への情報提供はこちらまで
http://getnews.jp/Inquiry

余談ですがここで一つ、相手のジャーナリストやメディアが信頼できるかそうでないかを見極める方法を。「自分が出した情報について、どう扱われるのかを確認させて欲しい」と事前に約束してください。これを面倒くさがるところは、取材を受ける価値がありません。経験上まず不真面目ですし怪しいと思って構いません。多くの新聞やテレビ媒体はこれをやっていないために内容は間違いだらけです。誤字はないけど内容がおかしいのはこれをやらないからです。表面上の誤字は校正の人が繰り返し読めば正しく直すことができます。しかし内容が正確かどうかは結局当事者にしかわからないのです。時間をかけて取材しても正確な記事を書くのはなかなか難しいものですし、限られた時間の中でやるのであればなおさらです。「取材対象から影響を受けないため」「過去の事件の教訓」とかなんとかもっともらしいことを言ってるところもありますが、そんなの言い訳で、影響を受けるかどうかは記者自身の問題ですし、相手が事件に巻き込まれる可能性がある等、本当に見せてはまずい場合だけ避ければいいのです。つまるところ、締め切りに間に合うように記事を出すのが第一で、そのためだったら内容が間違っていてもよいという考えだから当事者や取材対象に確認させたくないのではないでしょうか。

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深水英一郎(ふかみん)

記者:

見たいものを見に行こう――で有名な、やわらかニュースサイト『ガジェット通信』発行人。トンチの効いた新製品が大好き。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいいキャラに興味がある。

ウェブサイト: http://getnews.jp/

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