【DAY1】限界メンバーがアリーナを練り歩く神対応も!『GENKAI REVOLVER RELOAD!!』レポート

ゲーム実況者集団「限界メンバー」(限界)によるリアルイベント『GENKAI REVOLVER RELOAD!!』が11月8日(土)と9日(日)の2日間、東京都・調布市の「京王アリーナTOKYO」にて開催された。まさかの続編となる、待望の舞台だ。本稿では、初日公演の様子をお伝えする。

満席の会場、ド派手な演出で大盛り上がりの開幕

収容人数1万を誇るステージが満席となった今回。オープニングでは、スモーク漂う中、閃光とテーマカラーに包まれてのメンバー登場、一人ひとりによるグラフィティアートのパフォーマンス、激しく高みに立ち昇る火花から、「ドォン!」と会場を揺るがす爆発音に至るまで、いきなりド派手な演出で会場は大盛り上がりだ。

ぐちつぼ、げんぴょん、たらこ、んそめ、ごんかね、焼きパンのメンバー6人、それぞれ描いたグラフィティを「うまい!」「めっちゃ練習した!」「比率間違えた」など評価し合う中、司会のしょぼすけが叫びながら登場。「なんだかおっきい音したと思ったら、やっぱりまた君たちですか!」

続けて今回のイベント内容をしょぼすけが説明。“リボルバーチャンピオン”をかけて戦った前回よりパワーアップし、“リボルバーギャングスター(最も力のあるやつ)”の座をかけて戦うという。そのために必要な「洞察力」「欺く力、見抜く力」「知力、瞬発力」がテーマのゲームに、6人が挑んでいく。

なお、ゲームによって得られる“懸賞金”であるポイント通貨「限ナマ」のデザインも、“新札風デザイン”としてリニューアルされている。デザインは架空紙幣作家のolo氏によるものだ。

第1試合では、「洞察力」をテーマとして、「誰だ?なんだ?アキネーター」に挑戦。前回(2024年3月31日開催)も実施されて好評だった企画だ。6人には見えないよう、背後のスクリーンに映し出された「お題」についてメンバーが一人ひとり「それは人間ですか?」「実在しますか?」などの質問を投げ、来場者たちが「はい!」「いいえー!」と声を出してヒントを提供。客席のペンライトの色も大きなヒントとなる。先に「お題」がわかったメンバーから回答していく流れだ。

1問目は「味の素スタジアム」、2問目は「ギャング」など比較的絞り込みやすいお題が続いたが、4問目にはいきなり「トロール」という悩ましいお題も出題。伝説上の生き物としては緑のイメージもあるが、限界メンバーによるオンラインプレイ上では(荒らし行為を指す意味として)赤のイメージも。

観客のペンライトが緑と赤で分かれることで、焼きパンが「サンタクロース」、んそめが「クリスマス」と誤答。その後ぐちつぼは正解したものの、「緑なのか赤なのか」の議論で場が乱れる場面もあった。

一方、5問目ではまさかの「サンタクロース」がお題。前の流れから一気に正解が続出。

最後の6問目で「ピラミッド」という渋いお題が出された際には、ぐちつぼが「葬式」という近からずも遠からずな回答をする一方で、ごんかねは見事に正解。また、観客のジェスチャーなどでピンときたのか、げんぴょんも正解して「ありがとう、そこら辺の人!」と感謝を述べた。

嘘と駆け引きの「限界ライアーズ」、宙吊り罰ゲームも

第2試合は「限界ライアーズ」。メンバーのアイコンが描かれたカードを使った、トランプの「ダウト」に近いゲームだ。嘘がバレたら「運命のダイス」で脱落か生存が決まる運試しに挑戦する。ゲームが進むごとに、ダイスによる脱落確率は上がる仕組みだ。そして、最初の脱落者はワイヤーでステージ上空へ宙吊りという地獄の罰ゲーム付きである。

1戦目。序盤は皆、罰ゲームを恐れてか「ライアー!」を叫ぶメンバーもおらず淡々と進む……かと思いきや、カードを3枚出ししたたらこに、げんぴょんが早めに「ライアー!」宣言。たらこが出したカードは指定通りだったため、げんぴょんがダイスを振ることになるも、脱落の目は出ずにセーフ。

が、それから間もなく、ごんかねが んそめに対して宣言した「ライアー!」が失敗してダイスを振ると、一発目で脱落に。罰ゲームはごんかねに決定した。メンバーたちから「大丈夫!?」と心配される中、「大丈夫じゃない……バイバイ」と言い、地上から5mほどの高さまで吊り上げられるごんかね。それからしばらく、高さに怯えながら2階席・3階席の観客に手を振り続けた。

罰ゲームがなくなると、ぐちつぼがどんどん「ライアー!」宣言を連発。たらこやげんぴょんの「ライアー」を見抜いていき、げんぴょんを脱落させる。だがその後、たらこが「日和って2枚」と言って出した際に「ライアー!」を宣言すると、めくったカードは1枚目がお題の絵柄、そして2枚目がオールマイティーに出せるジョーカー柄。見事にブラフに引っかかってダイスを振ると、ぐちつぼもまさかの一発で脱落となった。

んそめ、焼きパン、たらこの三つ巴の戦いは、焼きパン、たらこの順で脱落し、んそめの勝利となったが、その間、脱落者のぐちつぼたちは「早くこっちにおいでー!」とステージの高いところから文字通り「高みの見物」を決めて会場を笑わせた。

2戦目は、全員のダイスが5/6で脱落するという状態からスタート。もちろん2戦目の最下位にも罰ゲームはある。その餌食になったのは、まさかの1戦目勝者であるんそめだ。屈強なスタッフに肩で担がれ、罰ゲームの場へと運ばれるんそめ。

しかし意外と怖がらず、「3階席が俺より下にいるぜー!」と余裕ぶる。手を振るんそめに、観客もペンライトを黄色にして応えた。

その後、カードを3枚出したげんぴょんにぐちつぼとたらこが二人で「ライアー!」宣言し、どちらも失敗して同時脱落するなどルール外の面白い局面も発生したが、最後に戦いを制したのはげんぴょんとなった。

ここでポイントの集計も兼ねて、いったんステージは休憩時間に突入する。その間はぐちつぼが用意したメンバーたちのインタビュー動画が公開。

「悪意のある切り抜きに気を付けよう!」と言いつつ、焼きパンが『League of Legends(LoL)』で自分の所属するeスポーツチーム「RR CORE」に「もうこんなやつらとゲームするのはコリゴリだ」と言っていることになっていたり、ごんかねがたらこと共にオレオレ詐欺を繰り返しているような発言に“編集”されていたりと、モロに「悪意のある切り抜き」となっていることで、休憩中の会場をも笑わせた。

爆発連発で大爆笑「限界6ボンバー」

最終試合「限界6ボンバー」は、30秒以内に6人全員が正解しないと風船が爆発するクイズリレー。メンバーと観客を困惑させたのは焼きパン。「セ・リーグの球団」で「ジャイアン“ス”」、「海なし県」で「北海道!沖縄!」と暴走を連発し、風船が爆発。

それでも「太陽系の惑星」では奇跡の全員正解で高得点ゲット。しかし「春の七草」ではたらこが「春菊?セロリ?レタス?」で爆発させ、「虹の7色」でも最後尾のたらこが「紺色またはオレンジ」が言えず爆発。結果、焼きパン&たらこが爆発マシーンと化して会場は大爆笑に包まれた。

総合結果として、見事“リボルバーギャングスター”の座に輝いたのは、げんぴょん。2位は「限界ライアーズ」や「限界6ボンバー」でうまく立ち回った焼きパン、以下はぐちつぼ、んそめ、ごんかねの順となった。そして最下位のたらこは、「(「限界6ボンバー」で答えられなかった)七草と虹が悔しすぎる!」と叫んでいた。

メンバーがアリーナを練り歩く、感動のフィナーレ

フィナーレは「トロッコなくてもいいよね?」と焼きパンが言い放ち、メンバー全員が自分の足でアリーナ席を練り歩き開始! 1万人規模の会場で、メンバーがすぐ横まで来てくれる距離感はまさに神対応。客席の喜びはボルテージMAX状態となった。

最後はメンバー全員、ホール後方のヤグラへ移動。リボルバーならぬ“マシンガン”を手にすると、小気味の良い発射音が会場に鳴り響いた。するとアリーナの前方・後方から限ナマ紙幣が次々と噴き出し、視界はしばし新紙幣で満たされた。

笑いと歓声、そして驚きの神対応で締めくくられた『GENKAI REVOLVER RELOAD!!』初日公演。リボルバーギャングスターの座に輝いたげんぴょんの「ありがとうございましたー!」の言葉とともに、1万人の大歓声に包まれつつ、伝説の1日目が終了した。

最高の1日をありがとう。そしてぜひ、2日目のレポートもお楽しみいただきたい。

また、当日会場で多くの反響が寄せられたグッズについて、事後通販のお知らせです。

事後通販ページ

今回の『GENKAI REVOLVER RELOAD!!』で販売されたグッズは、11月9日(日)〜 12月9日(火)23:59 の期間で受注販売が実施されます。
会場で買い逃してしまった方や、改めて手元に揃えたいという方は、ぜひこの機会をご利用ください。

https://genkai-revolver2.stores.jp/

(取材・平原学 / 写真・周二郎、竹田太朗、オサダコウジ)

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