Bluetooth Special Interest Group は 12 月 7 日、スマートフォンや　IoT デバイスを始め様々な機器に搭載されている無線通信規格 Bluetooth の次世代版「Bluetooth 5」の正式リリースを発表しました。Bluetooth 5 は、現行の Bluetooth v4.x / Bluetooth smart / BLE の後継となる通信規格で、特に急速に広がりを見せている IoT（Internet-of-Things）向けに優れた機能と性能を提供することに重点を置いて開発されました。Bluetooth 5 では、電波の到達エリアが 4 倍に拡大し、低電力動作時の転送速度は 2 倍に向上しました。また、アドバタイズ転送時の容量は 8 倍へと大幅に増えています。Bluetooth 5 では以前のバージョンよりも大きなデータパケットをサポートしており、255 オクテットのパケットで動作します。31 オクテットのパケットでは動作しません。これは、混雑した2.4GHz 帯域でより効率的にパケットを転送できるようにするためで、タスク完了までの時間も短縮されます。また、Bluetooth 5　では位置情報関連サービスやナビゲーションといったコネクトレスサービスへの対応も強化しています。Source : Bluetooth SIG

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