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℃-ute/モーニング娘。’16/アンジュルム/Juice=Juice/カンガル/こぶし/つばき……進化の一途辿るハロプロの2016年

℃-ute/モーニング娘。’16/アンジュルム/Juice=Juice/カンガル/こぶし/つばき……進化の一途辿るハロプロの2016年

 ℃-ute、モーニング娘。’16、アンジュルム、Juice=Juice、カントリー・ガールズ、こぶしファクトリー、つばきファクトリー、ハロプロ研修生の総勢64名による新年コンサートツアー【Hello! Project 2016 WINTER ~DANCING! SINGING! EXCITING!~】が新春より開催され、大きな注目を集めている。

Hello! Project キュートなライブ写真一覧

<ハロプロにとって進化は使命であると、改めて痛感させる公演>

 カントリー・ガールズ新メンバー加入、アンジュルム新メンバー加入、福田花音の卒業、田村芽実の卒業発表、こぶしファクトリーのレコ大最優秀新人賞受賞、モーニング娘。鞘師里保の卒業等、大晦日に至るまで話題に事欠くことのなかった2015年のハロー!プロジェクト。そんな激動のシーズンを経て各グループがどんなアクトを見せてくれるのか。今後のハロプロはどうなっていくのか。世界中のアイドルフリークが注目する中で開催された【Hello! Project 2016 WINTER】だが、その内容はこちらの想像を上回る、変化に伴う不安をメンバー自らが吹き飛ばす、彼女たちにとって進化していくことは使命であることを改めて痛感させる強烈なものだった。

<たった2日前に鞘師里保が卒業した地・中野サンプラザで開幕>

 同公演は、1月2日の中野サンプラザ、2日前にモーニング娘。のエースであった鞘師里保が卒業した地で開幕した。弱冠17歳で旅立ちを決断した鞘師は、モーニング娘。最後の日に「私はライブが本当に大好きです。私が唯一自分の心をさらけ出せる場所です」と語った上で、後輩である12期の4人に「ハロー!プロジェクトには4人と同期のメンバーがたくさんいます。そんなライバルたちと切磋琢磨して成長する12期。いつか先輩となってモーニング娘。を引っ張っていく12期も見たいです」と、10期11期の5人には「頼りない私を今までサポートしてくれてありがとう。9期に遠慮せずもっともっとガツガツ前に出て、これからのモーニング娘。を引っ張って行って下さい」と、同期である9期の4人には「4人でいるときの距離感が本当に心地良かった。これからも3人でちゃんとみんなをまとめていってね」と告げ、新たな夢に向かって旅立っていった。

<モーニング娘。’16の覚悟 失った切なさすらも力に換えるダンス>

 その2日後、彼女の言葉がまだ生々しく胸に響いていたであろうモーニング娘。’16の面々は、各所で囁かれる「エース不在」という言葉など一瞬で吹き飛ばしてみせた。どの楽曲においても(同公演は2月20日まで各所で開催されるゆえ曲名は割愛)、まるで誰もがエースのような気概をその表情やパフォーマンスから感じさせ、例えば、長きにわたって鞘師里保の背中を追いかけ、果敢にダンスバトルに挑んでいた石田亜佑美は、対となる存在を失った切なさすらも力に換えるようなダンス。エモーションの限りを尽くすパフォーマンスで観る者の涙を誘っていた。ダンスを苦手としていた飯窪春菜もそう。今のモーニング娘。のアイデンティティとも言えるフォーメーションダンスを「鞘師が卒業したから劣化した」と言わせんばかりに必死に舞い続ける。誰かが卒業する度に不安視されてきたモーニング娘。だが、それに進化という形で応えていく覚悟はモーニング娘。’16全員の中にしっかりとある。

<アンジュルムの強さ。田村芽実含む9人が満面の笑みで走り回る姿>

 それはアンジュルムにも言えた。福田花音というスマイレージ結成当時からのオリジナルメンバーが卒業し、それから1か月足らずで田村芽実も卒業発表。こちらも不安視されて当然の状況ではあった。が、2015年は「大器晩成」「臥薪嘗胆」など自分たちのアイドル人生を描いたようなキラーチューンを連発し、その先に「ドンデンガエシ」、そして福田花音の卒業公演で【百花繚乱】を体現するという、ハロー!プロジェクト……いや、アイドル全体の歴史で見ても五指に入るであろう大逆転劇を完成させてみせたアンジュルムである。今の状況に対してもリーダーの和田彩花は「もう何が起こるか分からない状況を今年も楽しみたい!」と笑っていたし、何よりこの日のパフォーマンスがポジティブな力に満ち満ちていており、どの曲も爆発力が凄まじかった。田村芽実含む9人が満面の笑みで走り回る姿。この強さを前にしたらこちらも「楽しみたい!」としか思えない。今のアンジュルムは観ないと損である。

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