政治家が漫画・アニメ・ゲーム叩きを避けている理由は? 赤松健さん「若者はぜひ参議院選挙に行くべき」

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これまでの20歳から18歳以上に変更される選挙権。2016年7月に予定されている参議院選挙から適用されますが、『ラブひな』『魔法先生ネギま!』などで知られる漫画家の赤松健さんが次のようにツイート。

国会議員は「18才選挙権」や「ネット選挙」を見据えてか、最近は露骨な「漫画アニメゲーム叩き」を避ける傾向にある。ソースは複数の与党議員。つまり今夏、若者はぜひ参議院選挙に行くべきであろう。行かずに「何だ、こいつら実は恐くないじゃん」と思われたら、秋からは蔑ろにされること請け合い。

赤松さんは、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)における著作権改定、特に非親告罪化について反対する立場から積極的に発言しており、TPPの知的財産権と協議の透明化を考えるフォーラム(thinkTPPIP)が担当部局への申し入れした際も同席するなどの活動も行っていました。その赤松氏だけに与党議員のソースというのは信ぴょう性が高そうです。

実際、年末には民主党が10代限定の集会を枝野幸男幹事長を交えて開催。安倍晋三総理も大晦日に『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を鑑賞したことが報じられるなど、10代やサブカルチャーを意識した発信が見られます。

仮に参院選の10代・20代の投票率が突出する低さだった場合、赤松さんが懸念するように「秋からは蔑ろにされる」可能性もあり得ます。二次創作や著作権が身近な世代が、どのような投票行動に出るのか、政治の世界からも注目されていることに敏感になりたいところです。

※画像は赤松さんの『Twitter』より
https://twitter.com/KenAkamatsu/status/684375269746937858 [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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