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【追記あり】新製品レビュー 全天球カメラ『RICOH THETA S』をコマンドラインで制御してみた

DSC_6816s

10月23日発売の全天球カメラ『RICOH THETA S』を一足お先にお借りできましたので、早速レポートしたいと思います。

このカメラは、ボタン一発でストリートビューのような全天球イメージを撮影できるTHETAシリーズの最上位機種です。画素数の向上だけでなく、ライブビュー、最大60秒の長時間露光が可能なマニュアル撮影機能などが搭載されるなど、あらゆる点で現行モデルを上回るスペックです。注目すべき特徴はこれだけに限りません。リモート制御用のAPIが刷新され、Googleの『Open Spherical Camera API Version 1.0』(以下『OSC』)に準拠した『RICOH THETA API v2』が搭載されています。

現行モデルであるTHETA m15を3ヶ月前に自費で買ったばかりだった筆者にとっては寝耳に水。非常に悔しい思いをしつつも、気を取り直してまずは順当に画質チェックから行っていきましょう。

これは使える! 画素数の向上、長時間露出

THETA m15で撮影した画像の画素数は3584×1792でしたが、THETA Sの画素数は5376×2688となっており、2.25倍向上しています。この画素数の向上がいかほどのものなのか、百聞は一見に如かず。以下の画像をご覧下さい。

THETA m15で撮影(掲載の都合上縮小済)

R0010481s

THETA Sで撮影(掲載の都合上縮小済)

R0010006s

比較

m15_S_cmp

暗めの場所を、ほぼ同一の条件(オート)で撮影しました。
比較画像はそれぞれを等倍で切り出したものです。

THETA Sでは全体的にノイズが低減されていることもさることながら、画素数の向上によりTHETA m15ではぎりぎり判読できなかった文字が判読できるようになっています。(注:いずれもノイズで文字が潰れているように見えるため、明るい場所で撮影した場合はもう少し明瞭に写るかもしれません。)

ぱっと見では微々たる差かもしれませんが、資料用に撮影する場合にはこの差も大きな違いとなりそうです。筆者は自主制作アニメの作画用資料の撮影用にTHETA m15を購入したのですが、トレスするにはもう少し解像度が欲しいという場面が時々ありました。そのような場面でTHETA Sは心強い味方になってくれそうです。

さて次は、消灯して撮影してみましょう。
マニュアルモードでISO100、シャッタースピードを60秒に設定して撮影したのが以下の画像です。

THETA Sで撮影(掲載の都合上縮小済)

R0010010s

等倍で切り出したのが以下の画像です。

R0010010t

さすがにデジタル一眼レフレベルとまではいきませんが、それでも十分な画質で撮影できています。THETA m15では暗所の撮影を諦めざるを得なかった場合でも、THETA Sでは三脚さえあればなんとかなるというのが素晴らしいところですね。

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