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【日曜版】休みの日には『WALL・E』見とけ【TSUTAYAへ全力疾走】

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アニメはいい。ニッポンの伝統芸能であるアニメは何度見てもいいね。そう思ってた時もありました。ところがどうでしょう、今のアニメのていたらくは。「いやいや、そんなことないお! ハルヒ面白いお!」おおぉ、そう思う人もいるのは当然。満足のしきい値なんて人それぞれです。毎日カレーを食べる人はカレー以外知らないのかもしれません。ラーメンも蟹クリームコロッケもあるのにね。アニメも色々見ると得なんだよ。残念だね、WALL・Eあるのに、勿体ないネ。

も少しだけアニメの話をします。宇宙戦艦ヤマトから始まった「設定」は、ガンダムやマクロスを経てヱヴァンゲリヲンで一つの頂点を迎えました。作品を裏から支える様々なテクニカルタームは視聴者に妄想を与え物語を深く複雑にしてくれました。そして現在、それらは歪な形になって継承されています。DVD販売の宣伝枠である深夜や独立U枠でオンエアしているアニメーションは、テレビのようでテレビ番組ではありません。

ターゲットはマスではなくミニだったりするわけで、確実に商品を買ってくれる人に向けての、外さない作りに終始しています。その「外さない作り」という名のパターン化は、結果、GONZOが次々と繰り出した面白くない作品群を代表とするアレもんなわけです。作品を面白くする方向性を自ら狭めて「こんなんでおk」という低い志を持って、今日も回収する気もない伏線を張り続けているのです。

見てない人は『WALL・E』を見といたほうがいいです。CGの出来とか、予算のもの凄さとか、吉本芸人による対して話題にならなかった宣伝とかそれはどうでもいいことです。『WALL・E』のキモは物語です。

そこには何も驚くべきものがありません。ごくごく普通(主人公はロボットですがそれでも)な登場人物達の一途でひたむきな物語です。台詞を聞いた観客が予想する出来事を、数十分後にPIXARの人達が上質に丁寧に見せてくれるだけの作品です。その丁寧さが素晴らしくあまりにも感動的な完成度となっているのです。予想を裏切らない、暴走もなく破綻もない。”普通”を面白く作るそのセンス。当たり前だけど困難な仕事の積み重ね。『WALL・E』はそれを見ることが出来る極めて希有な超傑作なのです。

アニメーションが忘れちゃったものを、外国人が見せつけてくれました。
 
WALL・E ウォーリー
発売日 4月22日
価格  ブルーレイ 4935円(税込)
DVD 3360円(税込)
公式サイト http://wdshe.jp/disney/special/wall-e/

(C)Disney/Pixar.
 
 

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