子連れ出勤している人の時給を下げましょう、というお話(1歳からの子連れ出勤)
今回はマチコさんのブログ『1歳からの子連れ出勤』からご寄稿いただきました。
子連れ出勤している人の時給を下げましょう、というお話(1歳からの子連れ出勤)
以前からこういう話はあったのですが、8月勤務分から時給を下げてもらうことになりました。
そもそも、この時給を下げて欲しいという話は、私を含め子連れママたちから出たものだったと記憶しています。
それは子連れ開始から2~3ヶ月経った頃、あまりにも仕事にならない日があったり、授乳やオムツ替えでまとまった時間をコンスタントにとっていた頃。
それから10ヶ月経ち、正式に時給を下げます、ということになりました。
先ず、私は大賛成でした。そもそも自分自身で考えていたことだし、お世話時間分が無給ということであれば、気兼ねなく、ゆっくりと慌てること無く娘と向き合えるし、同じ仕事をしている子連れではない人たちへの申し訳ないという気持ちも軽くなる。
やはり、私が子供の面倒を見るとき仕事を進めてくれるのは、そういう人たちで、ずっとずっと気になっていたから。
こういう環境って子連れ出勤にはほんっっっとうに大切です。
一方、会社の方たちからは
「もう1年たっているし、特に問題ないなら今さら変えなくても」
というような意見があったようで、最終的にはそれぞれのママ達の気持ちに任せよう、となり今回のお話に。
なので、私は今回
「このままの時給ではたらきますか?それとも時給を下げますか?」
という10年のサラリーマン生活では考えられないような(笑 質問に回答することになりました。
この会社のほんとうにすごいなぁと思うところは、
・ こういう取り組みに対して改善や注力をするというモチベーションがずっと一定してある(スタート時だけやたら熱量が高く徐々に下がることがない)ということ
・ 制度ありきではなく、常に実態に則した制度を、臨機応変に柔軟に考えてくれるとこと
だと思います。
かつて(今とは別の会社)ワークライフバランスが流行った頃は 、なんつーか本当に大変だったなぁ…
前にも少々書きましたが、時給を下げてもらうことは子連れ出勤している私にはとても有り難いことでした。
ただ、これもママ各々の判断で、同じ子連れでも時給そのままという人もいるかもしれません。
でも、私はそれでこそいいな、と思います。だって子供が居ても特に時間を取られない人だっていると思うから。
私と娘の場合は、ほとんど手がかからずに仕事を終える日もあれば、ぐずりが長引いて、少し外に出してあげたい時もある。
そんなときに気兼ねなく外を散歩したり、おやつを買ったりしてあげたい。
なんというか時給を下げてもらったお陰で、子連れ出勤はますます自宅育児と変わらなくなってきたな、という印象。
この世にこんな素敵な会社あるんですね、この規模だからこそなのかもしれませんが、ちょっと感動しちゃったりして。
執筆: この記事はマチコさんのブログ『1歳からの子連れ出勤』からご寄稿いただきました。
寄稿いただいた記事は2015年08月04日時点のものです。
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